ウイグル料理の「杂碎」(ゾースイ)は写真の手前の料理で、羊の内臓を使うごった煮です。驚くのは肺にデンプン液を流し入れてからゆでて作る「肺のぷるぷる塊」で、写真にも大きく映っているものがそれ。美味しいかどうかと問われると微妙ライン上であっても、体験はすべき驚き食材ですね。そのほか腸には米などの具を詰めてから煮たりし、手間がかかるが伝統文化を感じる良い料理でした。
※「杂碎」(ゾースイ)のピンインは「Zá suì」。中国標準語発音ではザースイになるがウイグル人の発音はゾースイと聞き取れるものであった。