路上のカワプ屋

まるで日本のうなぎ屋?客にはにおいを食わせろ的な? 新疆ウイグル自治区の市場街の路上ではカワプ(肉の串焼き)を焼く人がたくさんいました。ウイグル人のカワプ台はロシアのシャシリク台と同様の構造で、串を置く部分は横に広く、そして片側サイドに縦に排気筒があり、ここで上昇気流が起こって煙が自動的に吸い込まれるように作られています。羊肉を焼き、したたる脂が炭に落ちてじゅわと煙に変わる。その煙の素晴らしい香りが肉につき、ウイグル人料理のカワプはごちそうです。

※「كاۋاپ」(カワプ)は「ك ا ۋ ا پ」が「p v/w a k」でこれを右から読む。