パペダはマルク諸島の名物料理で、キャッサバデンプンやサゴデンプンを水で膨潤させたあとに熱湯を注いで練ってゲル状にした主食です。まず両手に棒を持ちます(菜箸のようなものでよい)。棒1本でパペダを容器からすくいます。仮に右手の棒ですくいあげたらすぐに左の棒でだらんと垂れた下部をすくい上げ、すぐに右の棒で下部をすくいあげ、左・右・左・右とすくいあげることを続けると、棒にパペダを巻いた形になり、それを食べる人の器に落とします。
「パペダ」の綴りは「Papeda」。ポペダやプペダとも表現される。
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