インドネシアのマルク諸島のテルナテ島で、海辺の市場の脇のローカル食堂の入り口上部には4つの料理が掲げられていた。上から順にブブルマナド(隣のスラウェシ島の都市であるマナドの名がつく野菜たっぷり粥)、ミーチャカラン(カツオヌードル)、ミルシーラム(とうもろこしたっぷりスープ)、ビンテビルフタ(ミルシーラムの別名)。ミルシーラム/ビンテビルフタはスラウェシ島の都市であるゴロンタロの名物であり、このようにテルナテ島にはスラウェシ文化が多々流入している。
※「ブブルマナド」の綴りは「Bubur manado」。「ミーチャカラン」の綴りは「Mi cakalang」。「ミルシーラム」の綴りは「Milu siram」。「ビンテビルフタ」の綴りは「Binte biluhuta」。