国分類: イエメン

مرق(マラック)

イエメンでは昼が主たる食事で、昼に肉類を調理するゆえ肉や骨のゆで汁をスープにします。食事をオーダーすると無料でもらえますし、おかわりも無料です。なお、海岸部の町では魚のゆで汁でマラックを作っていました。イエメンにはユダヤ人が多く離散してきた歴史から、ユダヤ人が二次的にこのマラックを世界に伝播しています。…

زحاوق(サハウorサハウジョブン)

トマト、玉ねぎ、きゅうり、香菜、にんにくなどの野菜をヤギのチーズと共にミキサーにかけたものです。酸味が柔らかいものはまるでマヨネーズドレッシングのような美味しさがあります。別途紹介するホブス(アラブの薄パン)につけて食べると実に美味。イエメンでこれに出会ってからは、出国までサハウを何度も食べました。健康にも良さそうな一品です。…

زحاوق(サハウorサハウアスカリー)

写真は美味しそうなごはん料理? でも立役者は写真左のサハウ! サハウがあってこそ美味しさ倍増! なのです。青唐辛子、香草、トマト、きゅうりといった野菜をミキサーにかけ(もしくはすり鉢などでピューレにして)、時に少々の酸味と塩分をつけたものです。別途紹介するホブス(アラブの薄パン)につけて食べても美味しいです。…

بن المخاء(モカコーヒー)

モカコーヒーという言葉のモカとはイエメンの町の名前です。コーヒーノキがエチオピア原産とは有名ですが、これを世界に広めたのがモカの商人たちという訳です。お味はというと、芳醇な香りとコクがあり、これまでいただいたコーヒーの比しても高得点でした。余談ですがエチオピア産モカコーヒーはモカハラー、イエメン産はモカマタリといった銘柄があります。…

برياني(ビリヤニ)

イエメンのビリヤニは、周辺アラブ国と同様の、オレンジや白のカラフルなバスマティ米をスパイシーに炒めたものです。色は色素でつけますが、その目で見る美しさもイエメニビリヤニの魅力です。これに素揚げチキンなどの肉類をあわせていただきます。米が上手に油を吸ってパラパラしたものは、美味しすぎてつい食べ過ぎてしまいます。…

بيضة(ベールorベイドorバイド)

ベイドまたはバイドは、卵という意味のアラビア語です。イエメン定番のこの料理は、玉ねぎ、トマト、煮豆(にんにくと香辛料で実に美味)、ししとう、トマトピューレなどを入れてスクランブルエッグにしたもの。イスラエルやエジプトで卵をトマトで調理する料理であるシャクシューカと同じ名前で呼ぶこともできますが、イエメン人はたいていベールと呼びます。…

فول(フール)

イエメンのまさに国民食。にんにくとスパイスが利いたマッシュ状のとろとろのスープで、めちゃうまです。パン類(平たいホブスか細長いルーティ)と共にいただきます。フールしか店にないことも多いけれど、連続して食べても最後まで飽きませんでした。イスバス(青とうがらし、たいてい無料)をかじりながら食べるフールは一層美味しいです。…

الشاي مع الحليب(シャイハリブorシャイマハリブorシャイビハリブ)

シャイは茶、ハリブはミルクという意味のアラビア語だから、シャイハリブはミルクティーです(andやwithという意味のマやビを間に挟むこともあります)。イエメンのミルクティーは茶葉が細かく濃厚で、ミルク(練乳)と混ぜるとオレンジ色に近い濃さになります。ミルクなしのストレートティーもあります。そのときは「ミルクなし」(ラーハリブ等)を伝えるといいと思います。…

سلتة(サルタ)

これぞイエメンを代表する料理。石鍋又は鉄鍋をマグマの如く強熱し、客の注文を受けたらひき肉ソテー、野菜(ナス、玉ねぎ、オクラなど)のトマト煮(フランスのラタトゥイユのようなもの)、少々のごはんを入れてぐらぐらと煮て、仕上げに野菜ピューレ(きゅうりもしくは生オクラ味の、実はフェヌグリーク葉のとろとろピューレ)を乗せて完成。上のピューレの青くささが微妙と思うこと、時にあり。…