Teh hangat(テアガ)

インドネシア料理における最大の国民的ドリンクはぬるくて甘いホットティーだと思います! あらゆる飲食店で濃厚紅茶溶液を作り置きにし、客の注文が入ったら砂糖とお湯を入れて混ぜてサーヴします。とにかく甘いのですが、とにかく暑くて常に汗をかくインドネシアではこの甘さが体に嬉しい。「テ」は英語のTea(ティー)と同じ語源で茶を意味し、「アガ」は温かいという意味です。しかしねー、インドネシア語は発音がトリッキーで、インドネシア語を日本語カタカナにするのはときに大変困難なのです。

※「Teh」のように母音の後にくる「 h 」は延ばす音ではなく空気を抜く記号になるので「Teh」はテーではなく「テ」。そして「ng」に「a」(ア)がつくとンガではなく鼻濁音の「ガ」になる。末尾のtに母音がついていないのでトゥやトの音を出さずに口を「 t 」の形にするのみ。そしてインドネシア語ではよく語頭の「H」が脱落するから「Hangat」はハンガットではなく「アガ」。よって「Teh hangat」は「テアガ」。

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