【世界20か国朝食!スパイスで地球を感じる・連載第14回主食編】中国料理肉包子(ローパオズ)

2021/05/20

゚・*美味しさは、香りで作る。*・゚【スパイスアンバサダー2021】

スパイスアンバサダーレシピ
使用スパイス:こしょう
こしょう

『スパイスアンバサダー2021』
4~6月の活動は「スパイスを使う世界の朝食」という、私の得意分野のテーマです。これまでもご覧いただきありがとうございます。これからも頑張って情報発信して参ります。

世界の朝ごはん

世界の料理って素敵です。世界は247か国あるので、世界各国の料理を作り続けている限り、新しい学び、マンネリにならない食卓があり、わくわくして料理を作り続けていられ、きっと生涯が有意義で在り続けるだろうと思います。やりがいがある私のライフワークです。

<世界のスパイス朝ごはんの選別コンセプト>
20回連載で、世界のスパイス朝ごはんとそのレシピを紹介します。選ぶコンセプトは以下の通りです。

  1. 家庭の朝食と旅人が得る朝食は違う。正直、旅人基点でないと日本人は世界の料理に出会いにくい。だから基本コンセプトは「旅して出会う世界の朝食」とした。例えば「キューバ旅行気分♪」のように旅人視点を重視した。
  2. 主催者選定スパイス17種類のうち最低1つを使用する。
  3. 世界246か国を俯瞰してその国にどんなスパイス料理(選定17種類内)があるかを検証し、私がその国でその料理を実食した本物の料理を重視する
  4. 本物重視。スパイスを使った我流アレンジ料理にはしない。スパイスを使うその国の食とする。
  5. その料理がその国で朝食になりうるか、そしてそれはその国の国民食かどうかを検証済みとする。国民食の要件は、traditional、common、あるいはpopular。
  6. スープ編、おかず編、主食編、ドリンク編と、配膳別に各5回ずつ紹介。なお液状のディップ類は主食を食べるためのものならおかずに、汁を飲むならスープに編入。また肉類であっても主食と合体していてそれ一品で食事が完結するなら主食に編入した(例:肉まん)。
  7. 各配膳内(5回内)ではメインスパイスは重複しない
  8. 全体を通して(20回内)国は重複しない

このように壮大な計画と構想から選定された20レシピです。

美味しさに香りを乗せて、楽しい時間を一緒に過ごしませんか。
日常に入り込んだワクワクの時間。
嬉しいのは、味も見た目も楽しむ時間。
簡単、美味しい、幸せ。

世界の料理って本当に素敵です。

* * *

連載第14回は主食編(4)・中国料理の「肉包子」(ローパオズ)です。
包子(パオズ)は中国の「北面南饭(ベイミェンナンファン、běi miàn nán fàn)」(北部は小麦粉、南は米)という言葉のように、北方の小麦文化圏を代表する料理です。中国を旅すると、早朝から道端では蒸し器の湯気があがっています。

肉包子(ローパオズ)

レシピは簡単です。

heart『中国の旅の味♪ 肉包子(ローパオズ)♪』
材料(8個分):
<皮>

薄力粉
250 g
ドライイースト
4 g
ベーキングパウダー
4 g
砂糖
大1
サラダ油
8 g
50℃の湯(※1)
70 mL

※1:50℃の湯は「熱いけど直接飲めないこともない温度」というくらいの目安です。

<具>

ねぎの白い部分
70 g
砂糖
小1/2
こしょう
小1/2
片栗粉
小1/2
水(※2)
大2
味の素
小1/3
ごま油
小2
醤油
小1
老抽(※3)
小2
豚ひき肉
190 g
ラードか牛脂
10 g

※2:水は中華風のスープでもよいです。
※3:老抽(ラオチョウ)は黒が強く出る割に塩分が高くない現地の醤油です。ない場合はオイスターソースか普通の醤油で代用します。

作業工程:1 時間 50 分(皮生地をホームベーカリーでこねた場合)

  1. <皮の準備1>皮の材料をホームベーカリーに入れる。ただしベーキングパウダーとドライイーストは片方に寄せて入れ、50℃の湯はその逆側に入れ、直接触れないようにする。パン生地コースでこね、45分ほど1次発酵させる(※発酵前のサイズを見ておくこと)。
  2. <具の準備>皮の生地を発酵させている間に、ねぎを粗みじん切りにしてボウルに入れる。
  3. ボウルに残りの全部の材料を入れ、粘りが出るように手でしっかりとこねる。
  4. 1 g単位で計れるキッチンスケールがあれば使って、具を正確に8等分しておく。
  5. クッキングシートを切って、7 cm×7 cmサイズを8枚用意しておく。
  6. <皮の準備2>発酵後、サイズが2倍くらいに膨らんでいることを確認したら、打ち粉(薄力粉、分量外)をかけてつかんで取り出し、作業台に打ち粉をし、手のひらで転がしながら棒状に延ばす。
  7. 太さが均一な棒状になったら全体の重さを量り、包丁で8等分に輪切りにし、1 g単位で計れるキッチンスケールがあれば使って、重ければちぎり、軽ければ足したりしながら重さを均等にする。
  8. 打ち粉をしながら1つ1つを球形に成形し、手のひらや指でポンポンと押え、直径8 cmくらいの円盤にする。
  9. 麺棒を使って端から1/3だけを全方向から延ばし、直径10 cmくらいの、中央が厚くて縁側が薄い生地を作る。
  10. <仕上げ>右利きの場合、左の手のひらに皮を乗せ、具を乗せ、指を立ててお椀型にし、右手の親指と人差し指で右端の皮をつまむ。人差し指で1 cm向こうの皮をつまみ、人差し指で1 cm向こうの皮をつまみ…、を繰り返して1周し、てっぺんを閉じ、クッキングシートに乗せる。
  11. 蒸し器に水をごく少々だけ入れて湯気が出ない程度に軽く温め、包子(パオズ)を乗せ、フタをして2次発酵させる。
  12. 数分後、生地に弾力が出たら、蒸し器に十分に水を入れて強火にかけ、蒸気の中で20分蒸す(蒸気が出ているなら中火にしてよい)。
  13. Enjoy!
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肉包子(ローパオズ)

出来た、中国の味、美味しーい!
中国を旅すると、早朝から道端では蒸し器の湯気があがっています。包子(パオズ)は中国の「北面南饭(ベイミェンナンファン、běi miàn nán fàn)」(北部は小麦粉、南は米)という言葉のように、北方の小麦文化圏を代表する料理です。中国の特に長江以北を旅すると、それこそ何度も何度も包子(パオズ)で朝ごはん♪ お肉がジューシーな肉包子(ローパオズ)をはふはふと食べるのは、朝から元気になれる喜びです。

私が好きな言葉は、
「料理の向こうに地球が見える」

こんな料理を、中国の風景に重ね、自宅でも中国旅行気分を感じられたらこんなに嬉しいことはない・・・。

中国

なぜならば -すみなしものは心なりけり- だから・・・。

私たちは、外国にいなくても、外国の文化や風土を自宅に取り入れることができる。料理と食卓ならそれが最も簡単で確実です。

美味しさに香りを乗せて、楽しい時間を一緒に過ごしませんか。
日常に入り込んだワクワクの時間。
嬉しいのは、味も見た目も楽しむ時間。
簡単、美味しい、幸せ。

・・・これからも、そんな想いが詰まったレシピを厳選し、世界20か国のスパイス朝食を綴っていきます。どうぞ次回もご期待ください。よろしくお願いします。

世界の朝ごはん

<世界20か国のスパイス朝食・目次一覧>
メルジメッキチョルバス【第1回スープ編(1)】
~西アジア・トルコ料理、メルジメッキチョルバス


ハルチョ【第2回スープ編(2)】
~コーカサス・ジョージア料理、ハルチョ


サルーナ【第3回スープ編(3)】
~西アジア・アラブ首長国連邦料理、サルーナ


ビーフスープ【第4回スープ編(4)】
~東アフリカ・ケニア料理、ビーフスープ


スプドゥポワソン【第5回スープ編(5)】
~西欧・フランス料理、スプドゥポワソン


ホムス【第6回おかず編(1)】
~西アジア・シリア料理、ホムス


ナーゲシ【第7回おかず編(2)】
~西アジア・イラン料理、ナーゲシ


ソスプワノワ【第8回おかず編(3)】
~カリブ海・ハイチ料理、ソスプワノワ


ベール【第9回おかず編(4)】
~東北アフリカ・ソマリア料理、ベール


バイサイチュルーク【第10回おかず編(5)】
~東南アジア・カンボジア料理、バイサイチュルーク


ファリアミナナナ【第11回主食編(1)】
~インド洋アフリカ・マダガスカル料理、ファリアミナナナ


チャパティアウサブジ【第12回主食編(2)】
~南アジア・インド料理、チャパティアウサブジ


アソパオ【第13回主食編(3)】
~カリブ海・プエルトリコ料理、アソパオ


肉包子(ローパオズ)【第14回主食編(4)】
~東アジア・中国料理、肉包子(ローパオズ)


***【第15回主食編(5)】
~東南アジア・ベトナム料理、***


***【第16回ドリンク編(1)】
~西アジア・イラク料理、***


***【第17回ドリンク編(2)】
~西アジア・アフガニスタン料理、***


***【第18回ドリンク編(3)】
~南米・ペルー料理、***


***【第19回ドリンク編(4)】
~西アフリカ・セネガル料理、***


***【第20回ドリンク編(5)】
~カリブ海・アンディグアバーブーダ料理、***


世界の朝ごはん

スパイスで世界の朝ごはん料理レシピ

※本記事は(1)「ハウス食品×レシピブログ」のモニターコラボ広告企画に参加していること、(2)スパイスをモニター提供されたことに基づき執筆するものです。



* * *

本記事、レシピ内容及び写真の著作権はすべて管理人:松本あづさ(プロフィールは≫こちら、連絡方法は≫こちら)にあります。読んでくれた方が実際に作って下されば嬉しいですし、料理の背景やTipsなど、世界の料理情報の共有を目的として、大事に作成しています。
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