゚・*美味しさは、香りで作る。*・゚【スパイスアンバサダー2023】
紹介スパイス:八角、オールスパイス、花椒、ナツメグ、チリパウダー、五香粉、カレーパウダー、ハリッサ、サテトム
スパイスアンバサダー2023の年度末の最後の活動として、「主食1スープ1」の素敵な食、「スパイスを使う世界のおかずスープ」というテーマに取り組む運びとなりました。
まず初めに、物事に取り組むには基準が必要なので、この記事では「おかずスープの定義」の考察をまとめます。
おかずスープの定義
◆1)一食における位置づけ
一食の構成の基準を主食+おかず+汁物とすると、
「おかずスープ=おかず+汁物」であり、
主食+おかずスープ=一食となる。
◆2)サイズは問わない
「鍋もの」はおかずスープを大容量で作ったものとみなされ、取り分けるとおかずスープになる。また「椀物」は「おかずとスープの両方の量を満たす」ならば「おかずスープ」の範囲に含めてよい。よって調理のサイズは問わない。
◆3)形状の条件
おかずとして固形分があるかなくなったかは問わない。具体的にはじゃがいもがごろっとしているスープも、そのじゃがいもがとけたポタージュも栄養価は同等とみなされうる。主食と共に食すならどちらもおかずスープに含めうるが、「おかずスープ」のイメージとして固形分はあるほうが好ましい。
◆4)除外規定1
主食を含まないこと。
あくまで「おかずスープ=おかず+汁物」であり主食が別途つく。
なお海外の料理ではじゃがいもやマカロニや米をスープに入れても主食扱いでないことが多々ある。別途主食(パンやごはん)がつき、「おかずスープ」の具とみなせるなら炭水化物を具に含めることは可。
◆5)除外規定2
おかずが少なすぎる汁物(例:吸い口だけの吸い物)や、汁が少なすぎるおかず(例:タレだくの鶏の照り焼き)は除外する。つまり一皿におかずと汁の両方を満たす量があるものがおかずスープである。
◆6)除外規定3
スウィーツやドリンクはおかずスープから除外する。
主食を食べるための基本的な味として、五味のうち「塩味」を基本とする。補助的に辛味・酸味・甘味・苦味があってよい。
・「主食+おかずスープ」で一食となる。
・おかずとスープの両方を満たせるなら鍋物も椀物も可。サイズは問わない。
・おかずとして固形分があるかなくなったかは問わないが、固形分はあるほうが好ましい。
・主食が別途つくこと、おかずと汁の両方を満たす量があること、スウィーツやドリンクに該当しないこと。
* * *
今回のスパイスアンバサダーの取り組みは、以下の9スパイス類を使って、「スパイスを使う世界のとびきり美味しいおかずスープ」をレシピにして掲載します。香辛料/スパイスを使うことで味気なさや寂しさを感じない、各国のご自慢料理を作ることで美味しさに間違いない、そして素敵な食卓を彩るレシピを紹介したい♪
【使用対象スパイス】
◆ホールスパイス1種:八角
◆スパイスパウダー純品3種:オールスパイス、花椒、ナツメグ
◆ミックスパウダー3種:チリパウダー、五香粉、カレーパウダー、
◆チューブスパイス2種:ハリッサ、サテトム
【第1回】
きっかけはロシアの「主食1スープ1」
【第2回】
「おかずスープ」の定義
【第3回】
達成報告!渡航最難関国リビアへ!!
【第4回】
チューブスパイス「ハリッサ」使用
リビア料理「ハライミ」
【第5回】
チューブスパイス「サテトム」使用
ベトナム料理「ラウタイ」
【第6回】
ミックスパウダー「カレーパウダー」使用
英国料理「マリガトーニ」
【第7回】
ミックスパウダー「チリパウダー」使用
米国料理「ホワイトチキンチリ」
【第8回】
ミックスパウダー「五香粉」使用
台湾料理「素肉餛飩湯(スールーフントゥンタン)」
【第9回】
ホールスパイス「八角」使用
パキスタン料理「ヤクニ」
【第10回】
スパイス純品粉末「オールスパイス」使用
ジャマイカ料理「フィッシュティー」
【第11回】
スパイス純品粉末「花椒」使用
中国料理「水煮肉片」(シュイジューローピエン)
【第12回】
スパイス純品粉末「ナツメグ」使用
セントクリストファーネイビス料理「ゴートウォーター」
「スパイスで味わい深まる♪食べ応えたっぷり、おかずスープレシピ」モニター参加中。※本記事は(1)「ハウス食品×フーディストパーク」のPR企画に参加していること、(2)スパイスをモニター受領したことに基づき執筆するものです。