゚・*美味しさは、香りで作る。*・゚【スパイスアンバサダー2023】
使用スパイス:パプリカ、カイエンペパー、ジンジャー、コリアンダー、カルダモン、こしょう、ナツメグ、シナモン、オールスパイス、クローブ、フェヌグリーク
スパイスアンバサダー2023の、今期初回の活動として、
<世界のミックススパイス料理でノー塩分健康サラダ♪>
を設定し、今回が全7回連載の最終回です。
7種類のミックススパイスを並べてみました。
こんなふうに世界のミックススパイスがキッチンに置いてあるから、私はいつも料理が楽しい♪
使いやすさと味が完成したミックススパイスがあることで調理の手間は引き算され、お料理の香りと美味しさで味をつけないままのお野菜も美味しく食べるお食事サラダを足し算できるんです♪ 野菜は塩分を含まない形で足し算しますから、減塩に必ず役立つという、健康増進にも役立つ調理アイディアです。
* * *
第7回:アサグラシュのゆでヒヨコマメサラダ仕立て♪
以下のように食事バランスを良くしています♪
・ミックススパイス:エチオピア料理「バルバレ」
・国名と料理名:エチオピア料理「アサグラシュ」
・主菜(タンパク質源):「白身魚」
・あわせるサラダ:「ゆでヒヨコマメサラダ」(塩分なしで♪)
* * *
ではまずミックススパイスを作りますね。混ぜるだけだから簡単。<バルバレのレシピ>です♪
材料(出来上がり約大さじ3杯分):
- パプリカパウダー
- 大1.5
- カイエンペパー
- 小2
- ジンジャー
- 小1
- コリアンダー
- 小2/3
- カルダモン
- 小1/3
- こしょう
- 小1/5
- ナツメグ
- 小1/10
- シナモン
- 小1/10
- オールスパイス
- 小1/10
- クローブ
- 小1/10
- フェヌグリーク
- 小1/10弱
作業工程:3 分(冷ます時間を除く)
- スパイスはすべてパウダータイプのものを用意し、小さなフライパンに入れる。
- 中を混ぜながら中火で加熱し、少し煙が立ったら火を止める。
- 冷めたら小瓶に入れて保存する。
- Enjoy!
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次にミックススパイスを活用して簡単かつ美味しく味付けをして、主菜を作りましょうね。<アサグラシュのレシピ>です。
材料(4人分):
<トマトペースト>
- トマト缶(※1)
- 400 g(※1)
- オリーブオイル
- 大2
- にんにく
- 3かけ
- 玉ねぎ
- 大1/2個
- 青唐辛子(※2)
- 2本(※2)
- サラダ油
- 大3
- バルバレ
- 大1(※2)
- 塩
- 小1/2
- こしょう
- 小1/4
- 白身魚の切り身(※3)
- 400 g
- 薄力粉
- 切り身にまぶす量
- 揚げ油
- 揚げ物の量
- <トマトペースト作り>トマト缶全量(400 g)の中身をブレンダーなどにかけて固形分をなくし、高さのある鍋に入れ、オリーブオイルを入れて中火で熱し、鍋底から混ぜながらペースト状に煮詰めていき、出来たトマトペーストの半量を取り分ける(もう半量は使わない)。
- <グラシュ作り>にんにくと玉ねぎをみじん切りにし、青唐辛子を小口切りにする。
- フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、にんにくを入れて炒め、香りが出たら玉ねぎを入れて炒める。
- 玉ねぎどうしがくっつくようになり、全体がもったりとまとまってきたら、トマトペーストと青唐辛子を加え、炒める、
- バルバレ、塩、こしょうを入れて混ぜ、魚のフライに絡みやすいようなソース状になるよう、必要なら水(分量外)を入れ、味見をして塩加減やスパイス加減などを好みに調える。
- <魚を揚げる>白身魚を切る。ソースが広く絡むよう、やや細長めに切ると良い。
- 切った魚の身に薄力粉をふりかけ、裏返してまた薄力粉をふりかける。
- 160℃くらいの揚げ油に入れ、表面がカリっと揚がって中まで火を通す。
- <仕上げ>グラシュのフライパンを中火にかけ、揚がった魚を入れ、全体を優しく絡める。
- Enjoy!
※1:生の完熟トマトでもよいですがトマト缶(カットタイプ)を使うとよいです。1缶400 gのことが多いので全量調理し、調理後に半量を取り分けて使用しています。
<グラシュ(辛いソース)>
※2:青唐辛子の代用は鷹の爪です。また辛いのが苦手な場合は青唐辛子とバルバレの量を減らします。
<アサ(魚のフライ)>
※3:白身魚は現地(特に内陸国のエチオピア)では淡水魚を使いますが、日本では海の魚でよいです。から揚げにしても身が崩れないような魚がよいです。
作業工程:1 時間 10 分
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出来た♪ 美味しそう♡♡♡
アサグラシュのゆでヒヨコマメサラダ仕立て。スパイスの複合的な香りが完璧なお食事サラダです♪
* * *
ミックススパイスは暮らしを楽に美味しく優雅にするために存在します。ミックススパイスがあることで、主菜の味付けの手間が引き算できるので、お野菜を足し算する余裕が生まれて、健康的なお食事サラダを作るときめきが生まれます。
この7回連載で、どれだけ「ときめき」を見たでしょう。
美味しいミックススパイスを作ってあるからこんなに美味しい料理たちが、簡単に楽しく優雅に作ることができました。しかも葉野菜類はすべてうちの菜園で採れた旬の新鮮元気野菜。この野菜自体がノー塩分(塩分ゼロ)で食べられるというのも絶対いいでしょう。
なお、今回の調理にあたって、主催側の指定商品のうち2つ以上を使うことが条件とされていました。ミックススパイスを作るためには、ねりスパイス類・既製品のミックススパイス類(ガラムマサラなど)・ピンクペパーを除外することで、いわゆる世界的にミックススパイスやその料理を作るために使われているものとして「クミンパウダー、パプリカパウダー、コリアンダーパウダー、ハバネロぺパー、ローズマリー、オレガノ、バジル」の7種が残り、今回の7料理でその7種類をすべて使用しました。
逆を言うと、この条件を全種類使用の形で達成するために、自分自身もまた知の探究を深め、調理技術を学び、このおよそ2か月間は努力に努力を重ねた2か月間であったとも思います。これからも、新しい時代へ向けながらも、世界各国の伝統の料理を作って、私自身の中できちんと情報を保存しながら発信を頑張ろう思います。
【第1回】スパイスラブで
米国料理「バーベキューチキン」
【第2回】オールドベイシーズニングで
ジャマイカ料理「ベジミンス」
【第3回】コジェニーギロスで
チェコ料理「ペチェナーベプショバー」
【第4回】ラスエルハヌートで
モロッコ料理「ルフィサ」
【第5回】バハラートで
イスラエル料理「マジャドラ」
【第6回】プードルコロンボで
マルティニーク料理「コロンボドゥプレ」
【第7回】バルバレで
エチオピア料理「アサグラシュ」
※本記事は(1)「ハウス食品×フーディストパーク」」のモニターコラボ広告企画に参加していること、(2)スパイスをモニター受領したことに基づき執筆するものです。