スパイスを使う世界の本場の鍋料理♪(9)日本料理【おまけの】「しし鍋」

2023/12/09

゚・*美味しさは、香りで作る。*・゚【スパイスアンバサダー2023】

スパイスアンバサダーレシピ
使用スパイス:花椒
花椒

 スパイスアンバサダー2023 
「スパイスアンバサダー2023」活動中です。

スパイスを使う世界の本場の鍋料理♪

あなたの好きな鍋は何ですか?

私も夫と会話してみました。そして我が家で「極上ステータス」にある鍋は次の3つになりました。

  • 地元のイノシシ肉でしし鍋
  • 同様に、アナグマ鍋
  • アコウダイなど高級魚をいただいたときのアラ鍋

 【第9回】花椒(ホワジャオ)使用、日本料理【おまけの】「しし鍋」 

最初にイノシシ肉で鍋をしたのは、ふるさと納税の返礼品で薄切りのイノシシ肉を頂いたときのことでした。そのときにネットで味付けを調べて、しし鍋は甘めの味噌仕立てで山椒が合うという記述に最も興味を持ちました。作ってみたら実際に美味しかった。

ジビエ肉としてイノシシが時々手に入る今の環境になってからは、我が家のしし鍋の頻度も高くなりました。そして調味料の分量が我が家の好みに定まっていき、今の完成レシピに至りました。

しし鍋には山椒なんです♪

しし鍋

レシピは簡単です。

heart『和の味でほかほか♪ しし鍋♪』
材料(煮汁およそ1 L分):

1 L
味噌(※1)
100~150 g(※1)
昆布
10 cm角を2枚
玉ねぎ
1/2個
砂糖
大2
イノシシ肉
好きな量(※2)
野菜類
好きな量(※2)
花椒
小1/2(※3)

※1:味噌の量は種類によって変わります。
※2:肉や野菜は適度に好きな量を用意します。例えばイノシシ肉を500 gと野菜総量を1 kgなど。
※3:花椒(花山椒)は各自が好みでお椀に振り入れるので、多めを用意します。

作業工程:20 分(卓上に揃えるまでの時間)

  1. 土鍋などに水、味噌、昆布、玉ねぎの薄切り、砂糖を入れて煮る。
  2. その間に肉と野菜を食べやすい大きさに切る。
  3. 鍋の煮汁が沸いたら火を止め、花椒(花山椒)をひとつまみほど入れておく。
  4. 卓上に並べ、カセットコンロなどで鍋を加熱しながら具を煮ます。
  5. 各自が好みの具や煮汁をお椀によそい、花椒をふっていただきます。
  6. Enjoy!
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しし鍋

イノシシ肉が美味しいーー♡

甘めのお味噌仕立てのつゆにイノシシ肉や野菜を入れていいダシをどんどんと得ていき、そこに花椒。

普段は自宅にある山椒を粉砕して作ります。

しし鍋

そのほうが断然香りが良いからです。でも、ない季節もあるから市販品も使います

煮汁に砂糖が入るのでやや甘めですがそれがいい。これより水が多かったり砂糖が少ないようだと仕上がりの時点でイマイチ。イノシシ肉の旨味と付加した甘味がこんなにも美味しい!! そしてお肉を入れて煮込んで食べるといいダシが出てきて、つゆはどんどん美味しくなっていきます。

しし鍋

ジビエは素敵ですね。そして家庭菜園の野菜も、原木栽培の自家製のしいたけも、みんな美味しい。このような里山の恵みに感謝しながらいただく極上のしし鍋は素晴らしいです。

* * *

スパイスを使う世界の本場の鍋料理♪

コンセプトは「いつもの日本の鍋料理からアレンジを」。

だって、「レパートリーがあるって大事ですよね」

今回の一連のスパイス料理テーマにも、私は前向きにたくさん取り組んで、全9回を連載しました。【おまけの】最終回で、私のとびきりのお気に入りの「しし鍋」レシピを掲載することもできました。

どこの国でもそうだと思うんだけど、日本だと醤油、砂糖、味噌、酢などのように、基本調味料は数少なくて、そこでだしや薬味や香辛料で「香り」をつけて料理に変化とバリエーションをつけている。

だから香辛料が数多く流通している今、私たちはよりバリエーションを広げ、幅を広げて卓上を豊かにしていける。

世界各地の料理が堪能できる環境で、私たちは幅を広げてお気に入りの味を見つけられる。そしてそうして見つけた美味しいものは明日の元気と夢を与えてくれる。

私も誰かにそんな夢や希望を与えられる人になれるよう、これからも旅・収集・調理・発信を続けていこうと思います。

これまで読んでくださった皆様ありがとうございます。

▼画像フルバージョン

スパイスを使う世界の本場の鍋料理♪

鍋・鍋〆アレンジレシピ

「スパイスでおいしく大変身!おすすめ鍋アレンジレシピ」モニター参加中。※本記事は(1)「ハウス食品×フーディストパーク」のPR企画に参加していること、(2)スパイスをモニター受領したことに基づき執筆するものです。



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本記事、レシピ内容及び写真の著作権はすべて管理人:松本あづさ(プロフィールは≫こちら、連絡方法は≫こちら)にあります。読んでくれた方が実際に作って下されば嬉しいですし、料理の背景やTipsなど、世界の料理情報の共有を目的として、大事に作成しています。
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