メルボルン(オーストラリア)のイラク料理店

2023/02/21

今オーストラリアに来ています。この記事はオーストラリアのアデレードで更新しています♪

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行程は、日本→シンガポール→メルボルン(空港のみ)→タスマニア島周遊→メルボルンのメイン観光→大陸周遊→メルボルン戻り→シンガポール→日本、です。現在はメルボルンのメイン観光を終えてレンタカーで大陸周遊中です。

日本で旅行準備中、レンタカーがあるなら郊外を観光する足があると思い、郊外の地図を見ていました。そのとき、ある区域にイスラムモスクや中東料理店が多いことに気付きました。ただ中東というだけならトルコ料理店などは世界中に存在するのですけれど、見ていてイラク料理店が多いことに気が付きました。

イラク人は戦争で母国に住みにくくなってしまったことで移民・難民として離散し、その主要な受け入れ先がオーストラリアです。背景にあるのは1991年の湾岸戦争や2003年のイラク戦争など。オーストラリア側としては白豪主義も終了(1973年)していて現在も中東の移民を受け入れており、2020年の時点で約10万人のイラク出身者がオーストラリアに在住。これは2010年の約5万人のほぼ2倍です。

もし私がイラクに行ったことがなくこれからもイラクに行く予定が立てられなかったら、このイラク人街に寄っていたかもしれません。とはいえもう10年以上イラクに行っていないので、行ってみようかと夫に相談したら「こんなところでイラク料理を食べたら本当のイラク料理が分からなくなるぞ、次にイラクに行ったときに食え」と言われ。

ということで今回はこの地区に執着せずに終了。

場所は下の地図参照。

イラク料理店

星マークは私が訪問した主な場所(空港と市街地)。
ハートマークが目星をつけたイラク料理店。

本当のイラク料理を食べるために、私はまた、いつかイラクへ行こう。政情不安で旅がしにくい筆頭格の国なので、今後も情勢にアンテナを張って、イラクでイラク料理を食べるために日本でできることを一生懸命頑張ろうと思います。



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