スパイス夏ドリンク!~14種類のスパイスで~
スパイスアンバサダーの7~8月の活動テーマとして、只今14回連載で、「暑い夏をスパイスを使った「ドリンク」で楽しもう♪」を掲載しています♪
世界のドリンクには様々なスパイスが使われている。
それならば、そのドリンクを実際に作ってレシピ化して、自宅で楽しんで発信することは私の大きな喜びになるでしょう。そう思ったら、世界のレアレシピも含めてたくさんスパイスドリンクを楽しみたい! そして前回作ったマサラチャイがとても良かったので、そのことが刺激となって新しい分野へもチャレンジする元気が出ています!
そこで上に画像で並べた14種類のスパイスを毎回新規に1つずつ使い、全14回連載ですべて使い、夏に合う美味しいドリンクを楽しんでいます。皆様にも暮らしの幅が広がる素晴らしいレシピを見ていただけたら嬉しいです。
* * *
【第13回】ドイツ料理「ホッペルポッペル」
今回はナツメグパウダーを使用したレシピです。
「ホッペルポッペル」って可愛い名前ですよね。ドイツや周辺国では2つの意味があって、1つはこの卵黄とクリームのラム酒カクテルで、もう1つはじゃがいもの炒め物料理です。ここは前者。では卵黄を使うカクテルとは、どのような味がするのでしょう。

材料(2~3人分):
- 生クリーム
- 50 mL
- 牛乳
- 350 mL
- 卵黄
- 1~2個
- 砂糖
- 大1
- ラム酒
- 大5
- バニラエッセンス
- 3滴
- 塩
- 耳かき2杯分
- ナツメグパウダー
- 仕上げにふる量
調理時間:15 分
- 生クリームをボウルに入れてハンドブレンダーか泡だて器で撹拌し、硬くならない程度にもったりと空気をふくませる。
- 小鍋に牛乳を入れて弱めの中火にかけ、こまめに混ぜながら加熱する(表面に膜ができないように、沸騰しないように)。
- 牛乳を温める間に別のボウルに卵黄と砂糖を入れ、白っぽくなるまで泡だて器で撹拌する。
- 牛乳をスプーンですくって口に入れて温度確認。熱くなっていたら火を止め、少しずつ卵黄のボウルに入れては泡だて器で混ぜる。
- ラム酒、バニラエッセンス、塩を加えて混ぜ、味見をして甘さ加減やラム酒の強さを好みに調える。
- カップにラム酒溶液を注ぎ、てっぺんに生クリームを乗せ、仕上げにナツメグパウダーをふりかけて出来上がり。
- Enjoy!

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美味しーい♡♡♡
ラム酒は美味しいですね。カリブ海諸国で作られるサトウキビの蒸留酒で、中世期には欧州でも愛飲されました。北ドイツの港が輸入口だったようで、ホッペルポッペルはその北海のあたりでは特にメジャーになったカクテルです。生クリームだけで作るレシピや、牛乳を使うレシピや、中には紅茶を加えるレシピもあって、バリエーションはいろいろ。味はというと、ウイスキーボンボンや、アイスクリームにラム酒をかけたときの味です。クリームが濃厚でおいし♡ 仕上げのナツメグがポイント、かつ必須です。
次回は最終回。ロングなペッパーとは一体何者!?って、その存在さえ知る人ぞのみ知る、しかしながら私たちにとっては斬新なスパイスを使った、健康を気遣うドリンクをいただきましょう。お楽しみに♪

~パキスタン料理、ハルディドゥードゥ

~インド料理、ジャルジーラ

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※本記事はハウス食品及びレシピブログが主催するスパイスアンバサダーに就任したことに基づき執筆するものです。