スパイスアンバサダーとして活動中です。今回を含め全21回の連載で大量には使いにくいスパイスで、その第3弾では、本タイトルの通り【スパイスリッチな世界の料理】としてローズマリー、バジル、こしょう(ブラックペッパー)のレシピを掲載します。ここで「リッチ」の基準は4人分を上回らないバッチで小さじ1以上使うレシピであることとしました。
連載第20回は、ローズマリー大活用、英国圏の大定番の料理『ローストポテト』です。
『ローストポテト』は4人分でローズマリー大さじ1/2を使います。
よってローストポテトの
ローズマリー消費スコア=75
「ローストポテト」は英国圏の定番料理。そして、英国やその周辺国はローズマリーの生育に適しているようで、道端にローズマリーが自生しているところもあって、時折料理に顔を出します。ローストポテトは料理名が「ローストしたじゃがいも」というだけに、じゃがいも以外の材料は無くても成立するのだけれど、そこに敢えてローズマリーを入れて作るレシピは多いです。そしてそれは生のフレッシュローズマリーよりも乾燥ローズマリーのほうが美味しいと思います。そのままでは気になる独特の香りをもつ乾燥ローズマリーは、油分と高温により心地よいクリスピーな素材に生まれ変わるのです。
レシピは簡単です。

材料(4人分):
- じゃがいも(※1)
- 5、6個(※1)
- 薄力粉
- 大1
- ローズマリー
- 大1/2
- 塩
- 小1/3
- にんにく
- 5かけ
- サラダ油
- 大4~6
※1:じゃがいもの品種は問いませんが、細長いもののほうが火が通りやすく作りやすいと思うので、1つ130 gくらいのメークインを推奨します。重量は650 gくらいを想定しています。
作業工程:1 時間
- オーブンを200℃に予熱開始。
- じゃがいもを洗って水気を拭き取り、小さめ(1つの重さが16~20 g程度)に切ってボウルに入れる。
- 薄力粉を入れて全体に均一にまぶす。
- ローズマリー、塩、薄皮をむかない状態のにんにく、サラダ油のうち大2を入れ、全体を均一に和える。
- オーブン天板にサラダ油のうち大2を敷いてからじゃがいもを全量乗せ、200℃のオーブンで焼く。
- 10分経ったらオーブンから取り出し、スプーンを使って、くっついたところをはがしながら、じゃがいもの上下を返すように混ぜ、オーブンに戻す。
- 10分おきに上記の作業を繰り返し、途中油が足りないようなら足して、皮がしんなり&部分的に茶色く焦げ始める頃合いまで焼く(目安として焼き時間の合計が50分)。
- Enjoy!
ローストポテトを一度本格的に作ってみてください。本場のコツを知ってから作ると、これまでの自分流のオーブン焼きじゃがいもとはまるきり味が違い、実に美味しいものだと思わさせられます。皮つきのまま小さめにカットして皮がしなっとになるように焼きます。エッジ(角)がブラウンに、サーフェス(面)がゴールドになったローストポテトは最高です。
* * *
世界はそのスパイスの使い方を持っています。
次回は、ローズマリー消費スコア100 の、美味しいスパイスレシピを4人分バッチでお伝えします。
今回のローストポテトで乾燥ローズマリーの良さが実感できました。そこを、よりローズマリーを活かして作る、あの料理。ラテンとアラブが混交する素晴らしい歴史遺産の国には、素晴らしい料理がありました。100って、すごいですよね。使い方によっては、ローズマリーはたっぷり使えるスパイスなんですよ。
本企画も、やりがいを持って取り組むと本当に有意義ですね。多くの人にとって美味しいという保証つきの料理をレシピつきで紹介することで、「作る楽しみ」が芽生える一助になり、その結果として「スパイスの使い方」が変化していくこと、そうしてこれを読んでくれた誰かの役に立てるならばとても嬉しいです。こういった企画にご関心がありましたら、次回もどうぞお楽しみに☆





















※本記事はハウス食品及びレシピブログが主催するスパイスアンバサダーに就任したことに基づき執筆するものです。