スパイスアンバサダーの活動として、【スパイスリッチな世界の料理】を連載する運びになりました。スパイス提供元の意図するスパイスを活用する中、全21回連載という中、今回より新たな3種類のスパイスを対象にそれぞれ2通りのスパイスアレンジレシピをお届けします。
今回より取り扱うメインスパイスは、ローズマリー、バジル、こしょう(ブラックペッパー)です。大量には使いにくいスパイスですね。
1)乾燥ローズマリーは多く入れるほど妙な苦みと渋みが出る上、刺激が強い。
2)乾燥バジルでは幾ら入れても生バジルの風味は出ない上、多く入れると乾燥品特有の枯れたにおいが出る。
3)こしょうは多く入れると刺激がきつくなり他の味を台無しにする。
でも大丈夫。世界はそのスパイスの使い方を持っています。ここでは多用の基準を「4人分を越えない分量で、小さじ1を下回らない分量であること」とします。
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第3弾のスパイス3種類は、ローズマリー、バジル、こしょうです。このいずれかを、4人分を越えない分量で、小さじ1を下回らない分量で使うレシピを掲載します。
スパイスには使いやすいもの[A]とそうでないもの[B]があります。そしてこれまでの本シリーズ連載(合計14回)では、使いにくいものを使うことに成果の評価尺度が与えられる工夫として、スパイスにオッズをつけるという評価を取り入れました。これが読んでくださった方から好評を頂いたので、今回もスパイスにオッズをつけるところから検証を始めます。
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基本的オッズ計算を今回対象の3スパイスに当てはめます。
対象スパイスはローズマリー、バジル、こしょうの3 SKU。スパイスアンバサダーの投稿レシピが調査時点で56件で、内容を精査したら重複4件を含めて延べ60件ありました。
3 SKUの販促(販売促進)期待度はどれも等しいという前提で、60件を3 SKUで等分、すなわち1 SKUあたりの販促期待度を60/3と置きます。
60件の投稿レシピの内訳は、ローズマリー14件、バジル27件、こしょう19件でした(計60)。…まあ妥当ですね。上述のようにローズマリーとこしょうは多く使うと刺激が強すぎるので、多く入れても比較的持ちこたえられるバジルに使用頻度が上がっています。こしょうは日常使い慣れているものだから良いとしても、ローズマリーが最も使用頻度が低いのは、使い慣れないという要素もあることでしょう。それを逆手に取って大量消費の障壁を打破すると販促につながりそうだなとは思いますけど。そう、だからこういうイメージに対し具体的にオッズパラメータが設置されるのは良いことなのです。
各オッズが出ました。
ローズマリーのオッズ=(60/3)/14≒1.4
バジルのオッズ=(60/3)/27≒0.7
こしょうのオッズ=(60/3)/19≒1.1
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今回のスパイス使用量は4人分で小さじ1以上を使うことです。なので、レシピ掲載条件は、1)有効数字2ケタで、2)レシピバッチを4人分と統一し、3)小さじ使用量が1以上の世界の料理をレシピ化し、4)オッズを乗じ、5)ナンバーワンの料理のスパイス消費スコアが100になるよう補正係数を一律に掛ける。ただし6)複数の異なるスパイスは合算しない、としました。
これは肉類の中では臭いが気になる内臓(モツ)を使う料理で、香辛料がにおい消しの役割を果たします。このクイルダクは4人分でこしょう小さじ1/8を使います。
よってクイルダクの
こしょう消費スコア=5
です。
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本記事で述べようとする事項は以上です。次回以降はこのクイルダクなどメじゃないくらい、スパイス消費スコアの高い料理を紹介していきます。1つのスパイスで2レシピを紹介し、本記事を含めて7回連載でお届けします。
ちなみにスパイス消費スコアはExcelで自動計算しています。計算式、計算結果、グラフはすべて自動表示しています。
棒グラフが、すごい♪
内臓料理のクイルダクのスパイス使用スコアが5なのに、最後、「スから始まるカタカナ12文字の料理」ときたらスパイス消費スコアが100ですよ♪ でも妙な料理じゃないのよ。その他もどれも世界的に伝統的で美味しい料理です。何億人もの口に合う料理だから、紹介するにも自信が持てるのが嬉しいです。
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世界はそのスパイスの使い方を持っています。
次回は、バジル消費スコア26 の、美味しいスパイスレシピを4人分バッチでお伝えします。どうぞお楽しみに☆





















※本記事はハウス食品及びレシピブログが主催するスパイスアンバサダーに就任したことに基づき執筆するものです。