コシャリ

  • エジプト料理

  • 現地表記

    :كشرى(アラビア語)

  • 概要

    :米とマカロニと豆とトマトソースとフライドオニオンの一皿盛り

コシャリ

エジプトではコシャリはテイクアウトでもテーブルイートインでも人気のファストフード。日本で言うと何かなー、軽食扱いにもなる炭水化物。江戸時代から根付く、立ち食いそば/そば屋的な文化なんだろうなと私は思います。私はエジプトに行ったときはカイロでもアレキサンドリアでもアスワンでもコシャリを食べていました。コシャリは美味しい。アラビア風味の酢(ダッア)と辛くて旨いタレ(シャッタ)をどっさりかけてもらって、フライドオニオン(タアレイヤ)を、店員に無理言ってどさ盛りにしてもらって、口の中でサクサクした音が広がるようなコシャリを食べるのが好きです。今回このページでは、私が徹底的にエジプトの思い出の味を再現することに気合を注力しまくって完成したレシピを、なおかつ近所のスーパーで材料が手に入るレベルにて紹介します!! また、ここまで読んでくださった皆さん、前段のこの長ったらしいこの文章に付き合ってくれてありがとう!!

材料

4人分):
前日に用意しておくとよいもの:

ダッア(アラビア風味の酢)
シャッタ(辛くて旨いタレ)
タアレイヤ(フライドオニオン)
・ヒヨコマメを水に浸けておく。
(それぞれリンク先参照。もちろん当日に作ってもよい。)

<ロズビシャーレイヤ(麺入りごはん)>

・レシピはロズビシャーレイヤのページ参照。
・米2合を下回ると作りにくくなるので、米2合のレシピとしています(5、6人分くらいあります)。
・前日に作っておいて、レンジ加熱してもよいです。

<サルサ(トマトソース)>

トマト缶
1缶(※1)
トマト
中3個(※2)
にんにく
5かけ
油(※3)
大3
小1
小2/3
こしょう
少々
砂糖
小1/2(※4)
ベイリーフ
1枚
クミンパウダー
ひとつまみ
コリアンダーパウダー
小1/2
牛ダシの素(※5)
小1/2
  • ※1:400gくらいの缶。使うのは半量です。
  • ※2:トマト中3個は200gくらいを想定しています。
  • ※3:フライドオニオンを作ったのならば、その揚げ油を使うと美味しいです。
  • ※4:もとのトマトに酸味が強いほど、砂糖を多く使います。
  • ※5:ビーフコンソメの素や、韓国のダシダなど。なければ鶏がらスープの素などチキン系のダシでもよいです。

<豆>

レンズマメ
100g
ヒヨコマメ
100g

<パスタ>

マカロニ(※6)
100g
スパゲティー(※7)
20本
パスタをゆでる量
適量(※8)
少々(※9)
  • ※6:サラダマカロニのような、中空のマカロニで小粒のものを選ぶとよいです。
  • ※7:スパゲティーは、5分ゆでくらいの細いものでよいです。
  • ※8:パスタをゆでる水に加えるための塩です。例えば水2Lに塩大1など。
  • ※9:ゆであがったパスタに絡める量。

調理時間

作り方

  1. レンズマメを水に浸ける。
  2. <サルサ作り開始>トマト缶の中身をミキサーかバーミックスにかけてその半量を取っておく。生トマトをミキサーかバーミックスにかけておく。
  3. にんにくを細かくみじん切りにしてフライパンに入れ、油を入れて中火にかけ、香りを出す。
  4. にんにくの香りが出たらミキサーにかけたさきほどのトマト2種を加え、中火で煮る。
  5. 酢、塩、こしょう、砂糖、ベイリーフ、クミンパウダー、コリアンダーパウダー、牛ダシの素を入れ、ときどき混ぜながら30分くらい火にかけてもったりとした稠度にする。
  6. 味見をし、旨味が足りないと思ったら砂糖や味の素や牛ダシの素で補う。
  7. <レンズマメ>レンズマメを、浸けておいた水ごと鍋に入れて火にかけ、10~15分ほどゆでる。
  8. レンズマメを食べてみて火が通っていることを確認し、ザルにあげておく。
  9. <ヒヨコマメ>ヒヨコマメを、浸けておいた水ごと鍋に入れて火にかけ、先ほど作ったサルサを小さじ1/2ほど入れて、20分ほどゆでる。
  10. ヒヨコマメを食べてみて火が通っていることを確認し、ザルにあげておく。
  11. <パスタ>鍋に水と塩を入れ、強火にかけて沸騰させる。
  12. 沸騰するまでの間に、スパゲティーを3cm長さに折る。
  13. 湯が沸騰したらマカロニとスパゲティーをゆで、ザルにあげて油を絡めておく。
  14. <盛り付け>ロズビシャーレイヤ(麺入りごはん)にレンズマメを加え、さっくり混ぜ、器に盛る。
  15. パスタ、ヒヨコマメ、サルサを盛り、タアレイヤ(フライドオニオン)をかける。
  16. 食べる人が好みでダッア(アラビア風味の酢)やシャッタ(辛くて旨いタレ)をかけて、器の中の全体を混ぜて、いただきます。
  17. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • 工程が多くて長ったらしいですよねw。要は、1)トマトと調味料は煮つめるだけ。2)麺入りごはんは炊飯器まかせ。3)豆はゆでるだけ。4)パスタはゆでるだけ。5)調味料類はできれば前日に作っておくと楽。の5つをやるだけ、と簡単に頭に思い描いていると、工程がこんがらからなくて済みます。
  • 日本のトマトは旨味が弱いので外国の旨いトマトを使ったトマト缶を使いたい。現地では生トマトを使うので生トマトの風味もほしい。よってこのレシピでは、トマト缶と生トマトを同量使うことで解決しました。
  • サルサ(トマトソース)の旨味が足りないと思われる場合、トマト自体のグルタミン酸含量が少ない可能性があるので、グルタミン酸(味の素)少々で旨味を補うとよいです。
  • ヒヨコマメはゆで終わったあとも煮汁に浸しておくと、ふっくらしていてよいです。その場合は盛り付ける前にザルにあげればよいです。
  • 例えばスパゲティーが5分ゆででマカロニが6分ゆでの場合、マカロニをゆではじめて1分後に時間差でスパゲティーを入れれば1つの鍋でゆでられます。

盛り付けのこつ

  • ごはんやパスタがあまり冷えていないように(コシャリは温かい料理です)。
  • ごはんが多くなりすぎないように(トマトライスの味になってしまう)。
  • 豆が多くなるように(現地のコシャリ味に近くなる)。
  • サルサが多くなりすぎないように(他の味が隠されてしまう)。
  • マカロニとパスタが多くなりすぎないように(トマトパスタの味になってしまう)。
  • ダッア(アラビア風味の酢)とシャッタ(辛くて旨いタレ)はたっぷりと。
  • タアレイヤ(フライドオニオン)はサクサクした状態を保つよう、一番最後にたっぷりと。

下の写真は、我が家のコシャリスタイルです。
セルフでの盛り付けにするから、準備は一段と楽なんです♪

コシャリ

自宅でエジプト、自宅でコシャリパーティー!!段取りのコツをまとめました。

Tips about cuisine

  • 「コシャリ」のアラビア語(エジプトの公用語)での綴りは「كشرى」。
  • 「コシャリ」は「米に何かを混ぜたもの」の意味をもつ。


本記事、レシピ内容及び写真の著作権はすべて管理人:松本あづさ(プロフィールは≫こちら、連絡方法は≫こちら)にあります。読んでくれた方が実際に作って下されば嬉しいですし、料理の背景やTipsなど、世界の料理情報の共有を目的として、大事に作成しています。
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