<2020年度スパイスアンバサダーの活動報告>
8月の活動内容として、小さじ一杯でスパイス使い切り大作戦!、風味豊かにおいしさ広がる一皿を楽しもうという趣旨に基づいた情報発信をする運びとなりました。でも折角やるならもっと使おうと、本タイトルの通り【スパイスを大さじで使えるグレートレシピ】として、7回連載形式で、3種類のスパイスに対しそれぞれ2通りのスパイスアレンジレシピをお届けします。
連載第4回は、パプリカパウダー大活用、あさりと豚肉のWのダシ『カルヌドゥポルコアアレンテージャーナ』です。
なお、今回のスパイス使用マイルールには、ターメリックパウダー、コリアンダーパウダー、パプリカパウダーのいずれかを、4人分で大さじ1以上使うレシピを選定しました。私はスパイスアンバサダーの投稿レシピにおける使用頻度から3スパイスのオッズを決め、
スパイス消費スコア
を算出し、使われにくいと評価されるスパイスを使うほどスコアが高くなるような評価手法で6レシピを選出しました。
【スパイスを大さじで使うグレートレシピ*連載第1回】スパイスにオッズをつける
* * *
『カルヌドゥポルコアアレンテージャーナ』は4人分でパプリカパウダー大さじ2を使います。
よってカルヌドゥポルコアアレンテージャーナの
パプリカ消費スコア=19
南欧のイベリア半島、大西洋に面したポルトガルは、料理にパプリカパウダーを使うものが多いですね。優しい味わいの料理が多い国では、様々な料理がパプリカパウダーの甘さや風味と良く合います。
レシピは簡単です。
材料(4人分):
- アサリ(殻つき)
- 400 g
- 豚肉(※1)
- 400 g
- 塩
- 小1
- こしょう
- 小1
- パプリカパウダー
- 大2
- ローリエ
- 2枚
- 玉ねぎ
- 1個
- にんにく
- 2かけ
- オリーブオイル
- 大4
- 白ワイン
- 1 C
- レモン果汁
- 大2~3
- コリアンダーの葉
- 好みで少々
※1:豚肉はロースやヒレがよいです。
作業工程:50 分(砂抜きとマリネの時間を30分とした場合)
- アサリを塩水(分量外)につけて、砂を吐かせておく。
- 豚肉を2 cm角に切ってボウルに入れ、塩、こしょう、パプリカパウダー、2つに切ったローリエを加え、調味料が均一になじむよう軽く混ぜる。
- (砂抜きと豚肉マリネでこの間30分以上置いておく)
- 玉ねぎとにんにくをみじん切りにする。
- フタつきの小鍋にオリーブオイルを入れ、玉ねぎとにんにくを入れて弱めの中火で泳がせるように火を通し、色が変わり始めて香りが出たら、マリネした豚肉を入れて火力を上げ、豚肉に火を通す。
- アサリをザルにあげて水が落ちなくなったら小鍋に加え、白ワインを加え、軽く混ぜたらフタをして弱火にし、蒸し煮にする。
- 2分後あるいはアサリの口が開いたら、火を止めてレモン果汁を入れて混ぜ、味見をして塩加減や酸味などを好みに調える。
- みじん切りにしたコリアンダーの葉を散らす。
- Enjoy!
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これは南欧ポルトガルのとっても美味しい豚肉とあさりの料理です。ポルトガルは料理にパプリカをよく用い、料理が赤いのが一つの特徴で、明るみのある料理ゆえ、美味しそうに見えます。豚肉とアサリを一緒に調理するって日本の料理にはなかなかない発想かもしれませんが、両方から異なる味わいの二つの出汁が出て、とっても美味しいんですよ。
* * *
世界はそのスパイスの使い方を持っています。
次回は、パプリカ消費スコア31 の、美味しいスパイスレシピを4人分バッチでお伝えします。
31!!ぐんとスコアが増し、スパイス度が高いレシピとなって参ります。
本企画も、やりがいを持って取り組むと本当に有意義ですね。多くの人にとって美味しいという保証つきの料理をレシピつきで紹介することで、「作る楽しみ」が芽生える一助になり、その結果として「スパイスの使い方」が変化していくこと、そうしてこれを読んでくれた誰かの役に立てるならばとても嬉しいです。こういった企画にご関心がありましたら、次回もどうぞお楽しみに☆
【第1回】スパイスにオッズをつける
【第2回】青菜いっぱいチーズカレー『パラックパニール』
【第3回】カリブ海のカレーの風味『シュリンプカリー』
【第4回】あさりと豚肉のWのダシ『カルヌドゥポルコアアレンテージャーナ』
【第5回】『チ?????????』
【第6回】『チ?????』
【第7回】『フィ????????』
※本記事は(1)「ハウス食品×レシピブログ」のモニターコラボ広告企画に参加していること、(2)スパイスをモニター提供されたことに基づき執筆するものです。