海外バックパッカーの乗り物と言えばミニバスです。
10人乗りくらいのバンで、料金は安く移動できますが、基本的に客で満席にならないと出発しません。
市内路線バスでなく中距離を移動することもよくあります。そうして移動距離が長くなり、移動の合間に食事どきが来ると、食事休憩を取ります。
私としては、事前に予習しなかった町で突然降ろされ、何があるかも分からない店に入って、読めないメニュー表と格闘するミニバス移動中の食事休憩は楽しいのですが、とにかく注意しなければならない点は「運ちゃん(運転手)が食事を終えるとミニバスが出発する」ということです。しかも運ちゃんはいつも仕事でその店に立ち寄っているからメニューなど見ずに注文し店側も慣れているから運ちゃんへの食事提供は早い。・・・実際私はいろんな国で食事中に置いていかれそうになりました。全部食べ切れなかったことも何度もあります。
そのうち私は【運ちゃんと一緒に食事をする】ことを覚えました。
利点は、
- 運ちゃんはその土地の人だから、その土地の美味しいものを知っている
- 店の人は運ちゃんへの対応が良いから同行していると私への対応も良くなる
- 店の人は運ちゃんにはボらないから私もボラれない
- 運ちゃんにその土地の食のことを質問できたりする
- 運ちゃんが私が食べ終わるのを待っててくれる
わーい\(^o^)/
* * *
カザフスタンの田舎町でミニバスに乗りました。

いつもなら眺めが良い助手席を取るんですけどね、このときは乗客最後の1人で駆け込んだから後ろの席になりました。
隣がギャルちゃんだったので、ノートに絵を書きながら、カザフ語を教えてもらったり。

のどかな風景の中を走っていきます。

ただミニバスにしてもバスにしても、どこも窓が汚いので、車中からせっかく写真を撮っても汚いのが難点・・・。
途中の田舎町で昼食休憩になりました♪
運ちゃんと同じ席に着いて食事を頂きました。

まだこの頃はロシア語が出来なかったし、カザフスタンは田舎の食堂メニューもロシア語で書かれるし、でも運ちゃんと同じものを注文したら、それは国民食の位置づけにもあるものですごく良かった。写真は左がГанфан(ガンファン)で右がЛағман(ラグマン)です。肉野菜トマト炒めをごはんに乗せたらガンファンで手延べうどんに乗せたらラグマンです。
Ганфан(ガンファン)、Лағман(ラグマン)

私のほうに語学力がないので運ちゃんともスムースな会話はできませんが、私が旅の中で大事にしている「その料理名の発音」は確認することができました。
こうして楽しくも忙しくも短時間で食事を終え、運ちゃんがお金を払うところを見れば私も支払いはスムースです。
大都会アルマトイに到着して、優しかった運ちゃんともお別れです。

なおミニバスのもう1つの良さとして、到着地が必ずしもバスターミナルではないので、目的の町に着くと「どこで降りたい?」と聞いてくれます。泊まる宿を事前に決めている場合などは半タクシー状態にもなってくれ、とても有難いです。
本当にカザフスタンは人が優しく、好きです。
快適さよりも旅人としての心の満足さを求めて、私は一層こういうミニバスで人とふれあうローカルな地べたの旅が大好きになっていくのでした。
