「サラリーマン」の「サラリー」は、塩のこと。

ウユニ塩湖

「サラリーマン」や「サラリーを貰う」というように、「サラリー」という言葉は俸給や給与という意味をもち、日本語の中にも浸透している。かつて、初期のローマ軍の将兵は、一定量の塩で手当てを貰っていた。肉や生乳で暮らす人々は、その食事自体から塩分を得ることができるが、加工した食物や野菜を常食する人々には塩が必要である。だから、塩は、沿岸部に住む一部の人々を除き、極めて貴重だった。日本にも「敵に塩を送る」という言葉があるのは、武田信玄と上杉謙信の有名な話である。小さな日本でさえ、ちょっと内陸に入ると、塩不足に苦しむのである。

塩は「Sal」。サラリウムは、「塩の」という形容詞から転じた名詞。塩をもらう時代から後に現金給与の時代になっても、その現金は「サラリウム」すなわち「塩を買うためのお金」と呼ばれた。

給料は、生きる本質に遣うべきだなぁと、改めて思う塩のお話しでした。

ウユニ塩湖

写真はボリビアのウユニ塩湖の塩です。

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