【唐辛子ゼロの新レシピ】目で見て＆食べて美味しい「焼きチーズオンスパイスカレー」

＜これまでの記事＞

スパイスカレーを広めたい（1）カレーの定義

スパイスカレーを広めたい（2）取り掛かりのための基礎情報提供

スパイスカレーを広めたい（3）スパイスの計量について、お伝えしたいこと

「基本でシンプルなスパイシー度極上カレー」の作り方

手間最少！疲れたときにひとり分「包丁不要のスパイスカレー」

【唐辛子ゼロの新レシピ】お子さまにもお酒好きにも「チーズインスパイスカレー」

【スパイスアンバサダー2022】の活動として、4～5月は「目的別の美味しいスパイスカレーレシピ」を掲載しています。さあ今回の記事は私の渾身のレシピ、

それは今まで作ったスパイスカレーの中で最も「美味しそうな見映え」からノックアウトされた

「唐辛子ゼロの新レシピ！！目で見て＆食べて美味しい焼きチーズオンスパイスカレー」です。

＊　＊　＊

カレーとは通常多少なりとも唐辛子を加えて作るものですが、唐辛子を加えることで、食べられない人や、食べられないシーンが出てくるのが難点です。私自身がそうなんです。普段は辛いものも平気で食べられるのでスパイシーで辛いカレーは大好きなのですけれど、一方で私はワインも大好き。だけど唐辛子はワインの味を邪魔するため、その「大好きなものどうし」を一緒に食べることができなかったんです。フランス人もワインを飲むときにカレーを食べませんしね（食べる人がいてもいいけれど）。

このように、大前提としてカレーがお酒に合わないことは世界の食文化が証明しているように思います。このあたりの詳しい件（くだり）は前回記事（≫こちら）に記載しています。

＊　＊　＊

私が作りたいのは、単なるマイルドカレーではありません。作りたいのは辛い物が苦手な人にも喜ばれるスパイシーカレーです。

しかも今回、お気に入りのカセットボンベを使ってチーズを焼いたら、ものの10秒かからないうちに、わあー♡と声を上げる素敵なカレーが出来上がりました。

それでは「唐辛子ゼロの新レシピ大成功！目で見て＆食べて美味しい、焼きチーズオンスパイスカレー」のレシピを掲載します♪

『唐辛子ゼロの新レシピ♪　目で見て＆食べて美味しい！チーズオンスパイスカレー♪』
材料（2人分）：

玉ねぎ: 1個
にんにく: 2かけ
サラダ油: 大1
バター: 大1
トマト缶の中身: 100 g（※1）
フェヌグリーク: 小1/10
ターメリック: 小1/3
コリアンダーパウダー: 小1
ローレル: 1枚
鶏肉（※2）: 200 g
こしょう: 小1/5
塩: 小2/3
砂糖: 小1強
薄力粉: 小2
水: 150 mL
ピーマン（※3）: 4個
クローブパウダー: 小1/8
シナモンパウダー: 小1/8
生クリーム: 大3
ピザ用チーズ: 大5

作業工程：20 分

玉ねぎとにんにくをハンドブレンダーにかけてみじん切り状態にし（なければ包丁でみじん切りにする）、小鍋に入れ、サラダ油とバターを入れて中火で熱し、玉ねぎが透き通ってきたらトマト缶の中身を入れ、トマトを潰すように炒める。。
フェヌグリークパウダー、ターメリックパウダー、コリアンダーパウダー、ローレル、鶏肉を加えて混ぜる。
全体が均一になったら、こしょう、塩、砂糖を加えて混ぜる。
薄力粉を加えて混ぜ、全体が均一になったら水を入れて混ぜ、フタをして強めにぐつぐつと煮る。
鶏肉に火が通り、煮汁が煮詰まってとろっとしたら味見をし、塩加減や甘さ加減を好みに調える。
ピーマンのヘタと種を取って幅1 cmくらいの縦切りにし、鍋に入れる。
クローブパウダー、シナモンパウダー、生クリームを加えて味見をし、塩加減などを再度確認する。
器によそい、ピザ用チーズをかけ、カセットバーナーでチーズ部分を炙って出来上がり。
（オプション：ごはんを添えて、レタスやルッコラなどの生野菜を乗せて。）
Enjoy!