今回、ひき肉でハルチョを作りました。
ハルチョはジョージア(グルジア)料理です。お米やクルミや香草が入りのほのかに酸味のある牛肉スープですが、これが美味しいのなんのって。
ただ、ハルチョを作るためには牛肉が柔らかく煮えていなければならないので、ちゃんと作ろうと思うと3時間くらいかかってしまいます。
そこで、今日は、牛ひき肉でハルチョ!! お昼ごはんは焼き立てのパンも用意して、ジョージアのコーカサス山麓のイメージからヨーグルトも用意して、美味しいハルチョをゆっくりと味わいました。ひき肉で作ると1時間かからず完成するから素敵です。
レシピは残念ながらあまり簡単ではなくw、しかしこの複雑な工程によって複雑な旨味が作り出されます。コーカサスの美味そのものです。
材料(6人分):
- 米
- 大4
- 牛ひき肉
- 300g
- 水
- 1L
- 玉ねぎ
- 中2個
- にんにく
- 4かけ
- 黒こしょう
- 10粒
- くるみ
- 50g
- フレッシュハーブ(※1)
- 刻んで1C
- 塩
- 小1.5
- 牛ダシの素
- 少々
- バター
- 大3
- サラダ油
- 大1
- 薄力粉
- 大2
- トマトソース
- 1C
- トマト缶ダイス
- 1缶
- パプリカパウダー
- 大1
- あらびき唐辛子
- 小1
- フメリスネリ(※2)
- 小1
- レモン果汁
- 大2~3
※1:フレッシュハーブは、ディル、パクチー、あさつき、ニラ、イタリアンパセリ、ミント、マジョラム、セロリの葉などのうち、5種類くらいを混ぜて使います。5種類もない場合はもっと少なくてもよいし、ドライハーブを使ってもよいです。
※2:フメリスネリは現地のスパイスミックスです。キーとなるスパイスはフェヌグリークなので、フェヌグリークパウダーがあれば風味が似ます。
作業工程:1 時間
- 米を洗って水に浸けておく。
- 鍋に入れて水と牛ひき肉を入れて火にかけ、アクをすくいながら火が通るまで煮る。
- その間に、玉ねぎをみじん切りにし、にんにくの皮をむいてガーリックプレスか包丁で細かいみじん切りにし、黒こしょうをミルにかけてひき、くるみをすり鉢またはミルサーにかけて細かくし、フレッシュハーブをみじん切りにしておく。
- 肉が煮えたら塩を入れて煮汁の味見をし、牛肉の旨味が弱いようなら牛ダシの素を加え、塩加減も好みに調え、美味しいと思えるビーフスープを作る。
- 別の鍋にバターとサラダ油を入れて中火にかけ、玉ねぎと黒こしょうを入れ、玉ねぎを焦がさないように炒める。
- 玉ねぎが透き通って茶色くなりはじめたら薄力粉を入れ、中火で加熱しながらへらなどを使ってなめらかに玉ねぎに絡ませる。
- ビーフスープを少し加えて均一に混ぜ、また少し加えて均一に混ぜ、少しずつ加えるスープの量を増やしてこの作業を繰り返し、スープと問題なく混ざる状態になったら残りのビーフスープを全量移して混ぜる。
- トマトソース、トマト缶の中身、にんにく、水気を切った米を鍋に加え、米粒がくっつかないようにときどき優しく混ぜながら、10分間(あるいは米に火が通って芯がなくなるまで)弱火で煮る。
- 煮ている間に、パプリカパウダー、あらびき唐辛子、フメリスネリを入れて混ぜる。
- 米に芯がなくなったらくるみとフレッシュハーブとレモン果汁を加え、ハーブに完全に火を通す。
- 味見をして塩加減や酸味加減などを好みに調える。
- Enjoy!
このレシピやブログ記事を気に入っていただけたら応援クリックお願いします(*^_^*)
(一口食べ)きゃあ!美味しい!
ハーブがすごい旨いな。
あ、これ全部うちで採ったやつ。仕上げに上に乗せようと思ってた分も混ぜちゃった(笑)。
だろうな。旨い旨い。
クルミも入ってるからね~
(完食)まだ鍋に残りある?(笑)
ある!(笑)
どこで食べたか覚えてる?
えっと・・・(無言)
トビリシ♪