公明グラフ(≫こちら)連載『世界で出会った笑顔と食』。2025年夏季号は『アメリカ合衆国』です。
私は去年、アメリカ合衆国に2度訪問しました。目的は「アメリカ50州で食の旅をすること」。1度の訪米に30日、合計60日かけての訪米です。1度目はカリフォルニア州のサンノゼでレンタカーを借りて中西部をめぐり、2度目はニューヨークでレンタカーを借りて北東部から南部までめぐり、あわせて48州で「食の旅」をしました。基本的な方針は、すべての州で宿泊し、すべての州でその州の郷土料理を出す飲食店に入り、すべての州でスーパーマーケットに1時間滞在すること。そして地元の人と出会って会話して、アメリカの食文化を理解することです。アメリカという歴史的に異質な国の現在の食文化を理解するのに時間はかかりましたが、歴史や民族の事情も含めて、それはそれは多くのことを学んだのでした。
1つ、「行って良かった場所」として思い出深いのが、ミネソタ州南西部のウォルナットグローブです。そこは大草原の小さな家の主人公一家が実際に生活していた町。そこで出会った、愛あるアメリカ料理について、連載で執筆したのです。とても思い入れのある文章が書けました。完璧な構成で作れました。
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今後もこの連載を通じて、世界を旅して出会った食にまつわる素敵な出来事をお伝えしていこうと思います。発行部数がとにかく多い全国区機関誌ゆえに、やりがいと不安と緊張と喜びのすべてを感じております。
皆様のお目にとまる機会がありましたら、どうぞ宜しくお願い致します。