スパイスで新しい味わい【第5回】幸せ色のごはん、ターメリックでOK『サフランライス』

2020/05/01

スパイスアンバサダーの活動報告
4月・5月のテーマは、いつもの料理がスパイスで新しい味わいになるという趣旨で、10回連載形式で、10通りのスパイスアレンジレシピをお届けしています☆

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第5回は、楽しい&美味しい、幸せ色のごはん、ターメリックでOK『サフランライス』です。

サフランライス

サフランライス」・・・サフランと銘打っているとはいえ。

日本で売られるサフランは花のめしべですが、世界を旅していると「サフラン」と呼ばれるものはターメリック(ウコンの粉)である現象に多々遭遇します

・・・ええ、それこそ、多々!、遭遇します。モロッコ人もトリニ人もインド人もそう言っていたなぁ。

でね、そういうときに気を付けなくちゃいけないのは、いくらサフランが花のめしべだからといって、それ以外はインチキだなんて決めつけてしまったら、現地の文化の観察が間違えたものになるということです。ターメリックを使ってサフランと言う文化があったっていい。事実ある。悪気とかごまかしとかそういうのじゃなければ、現地で観察した事柄は現地の料理文化として事実は受け入れるべきと、私はそう思って観察してきています。

日本だって広義狭義はありますよね。炉(ろ)がなくても「コンロ」、麺食でも「ごはん」、色が緑でも「青信号」って言いますしね。だからターメリック使用で「サフラン」と言う国や地域があることは、受け入れていきましょう。

話しがそれました。
ということで、黄色いごはんっていいですね♪。ターメリックにも良い点はあって、漢方薬としての薬効も健康的で良さそうだし、縁起の良い色は嬉しいし、安価だし、身近だし、そしてターメリックの風味はいろいろなおかずに合うから美味しさが増すのです♪

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もしかしたら、日本でカレーライスを作ると、つい手抜き料理に見られがちかもしれない。でも、そこで一発『サフランライス』(ターメリックパウダー使用であってもよい)を用意するだけで、上記のように、楽しい&美味しい、それから薬効にもわくわくし、カレーライスに合う美味しい風味が得られるのだから、これをやらないテはないとさえ思うのです。

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世界各地に黄色いごはんはあるのだけど、土地が変わればレシピも変わるので、ここではインドとカレーの話を進めます

日本のインド料理店では結構頻繁に黄色いごはんが出されますね。ではインドのごはんはいつも黄色い色付けをしているのかというと、それもまた違いますインドでも普通にごはんを食べに行くと専ら白いごはんが出てきます。でも、いいレストランに入ったときや、特別オーダーや、お祝いごとのときなどで、黄色いごはんを見かけることもあります。そして彼らはその黄色いごはんを、サフランあるいはターメリックを使っていたとしてもサフランライス(またはイエローライス、北部ローカル語ではケサルチャワル)と呼ぶのです。

そしてその黄色いごはんは、間違いなくカレーに合うのです。

サフランライス

レシピは簡単です。

heart『幸せの黄色いごはん♪ ターメリックでOKサフランライス♪』
材料(4~6人分):

2合
ターメリック
小1
バター
大1~2
小1/3
ローリエ
2枚
適量(※)

※水は、炊飯器の2合の目盛りで炊飯する量です。

作業工程:40 分(米の吸水時間を除く)

  1. 米を研ぎ、米が白くなるまで水(分量外)に浸しておく。
  2. 米を炊飯器の釜に入れ、ターメリックパウダー、バター、塩、ローリエを入れてひと混ぜし、水を炊飯器の2合の目盛りまで入れ、炊飯する。
  3. 炊けたら色むらがなるべくなくなるよう全体をふんわりと混ぜる。
  4. Enjoy!
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好きなカレーを作って、さあカレーライスのごはんです♪♪

サフランライス

おいしそー♡

カレー以外にも、黄色いごはんという必殺技があれば、いろんな料理が綺麗に見えるから楽しいですよ。

ドリアを作ったり、お肉の煮込みや揚げ物をおかずにしても似合います。ターメリックは、分量が多すぎなければ他の料理を活かす「土台」たる風味をもつからです。

興味を持たれましたら、是非一度試してみてください♡


※本記事はハウス食品及びレシピブログが主催するスパイスアンバサダーに就任したことに基づき執筆するものです。



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