4月半ばより、私の住む地域はわらびのシーズンです♪
わらびの山を持っているご近所さんにお誘いいただいて、極上のわらびを採りました。「茂みに隠れるように生えているわらびが美味しい」と教えていただけました。
これを見て、今まで見てきた道端に生えているわらびは小さいのだと気付きました。土壌に養分がないからだと思います。そして、この山の中でも、日当たりの良いところのわらびは茎の色も緑が強くなりすぎ、茎が育ってしまって固くなっていました。
わらびは発がん性物質が含まれるので、必ず下処理します。
下処理のレシピは簡単です。
材料(作りやすい量):
- わらび
- 3L鍋に入る量
- 湯
- 6L
- 重曹
- 大2
作業工程:1晩
- 3Lの熱湯に重曹大さじ1杯を加えたものでわらびをさっと煮る。
- わらびを取り出して洗い桶などに入れる。
- もう一度新しい湯を3L沸かして重曹大1を溶かし、洗い桶のわらびにかける。わらびが浸からなかったら重曹水を作って足す。
- わらびが水面から出ないように、ラップを水面に乗せて、自然に冷ます。使うまで置いておく。
- Enjoy!
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わらびにはプタキロシドという発癌性物質が含まれますが、水に溶けやすく酸やアルカリに不安定なので、重曹をきちんと使い、通常の熱処理をすれば食品としては問題ありません。慢性摂取するものではなく、この時期限定の楽しみにとどめれば、なお一層安心です。
噛むとぬめりがあって、わらびは本当に美味しい食材です。
* * *
プタキロシドの名前の由来に気づいたような・・・。
ワラビの学名Pteridium aquilinumの学名を口にして初めて分かった。ワラビの発がん性成分「プタキロシド」の名前の由来は、Pteridium aquilinumと配糖体(glycoside)の語句の一部を取ってつなげて、
『Pt+aquil+oside』だったとは!!!