脂にレモンを組み合わせて。『血清脂質増加抑制 byレモン♪』

゚・*美味しさは、香りで作る。*・゚【スパイス大使2019】

スパイス大使レシピ
使用スパイス:こしょう、ジンジャー、ターメリック、パプリカ、タイム、ローリエ、レモンペースト
こしょうジンジャーターメリックパプリカタイムベイリーフレモンペースト

タジンアルダジャージビアルゼイトゥンワルリムン

タジンアルダジャージビアルゼイトゥンワルリムン

最近読んでいた論文。『レモンの食後高脂血症抑制作用の検討』

レモン

対照群(水摂取群):バター30gによる血中トリグリセリド(TG)増加量は約50mg/dL
レモン果汁摂取群:TG増加量は約40mg/dL
レモン果汁摂取による血清TG増加抑制効果には有意差がとれた(P<0.05)(※)。このことから、レモン果汁による脂肪吸収抑制作用が示唆されたと本誌では結論を書いています。

※Pは有意水準と言い、「P<0.05」とは、ざっと言うと「100回に5回未満の確率でそうならないかもしれない」という意味です。

* * *

よく血中脂質は悪者扱いされるけれどそれは間違い

大前提として、血中に油があるのは正常なことで、体は油を必要とするから、腸から吸収したり肝臓で合成した油を血流に乗せて運ぶわけです。しかし油は水に溶けないので、血中を油が流れる際は、水にも油にもなじむ両性物質(これをアポタンパク質と呼ぶ)に油を乗せて運搬し(乗った状態をリポタンパク質と言う)、油は血中を流れていくわけです。

・血中輸送タンパク質=アポタンパク質
・油が乗った輸送タンパク質=リポタンパク質
・トリグリセリドを運んでいるリポタンパク質の例=VLDL(ブイエルディーエル)、CM(キロミクロン)

対照群(水+バター摂取)とバター摂取群では血清VLDL中のTG量に有意差がなかったが、レモン果汁摂取群ではレモン果汁によりバター摂取後のVLDL-TG量の増加抑制作用が認められたレモン果汁にはキロミクロン生成遅延作用も確認されていた(※)。

※なお、総コレステロールと各種リポタンパク質中のコレステロールには有意な変動がなかった。

レモン果汁は、主要血中脂質であるトリグリセリドの吸収抑制作用が健康増進に期待できると言ってよいだろう。

* * *

ということで。

レモンの健康効果は多種あれど、こうして実験データで説得力を実感できたことは私にとっても良い勉強になりました。ならば、レモンは中性脂肪(トリグリセリド)が多い料理に合わせるのが良いかもしれませんね。

* * *

今回、レモンの濃縮ペーストという商品をモニターで受領しました。
レモンペースト

濃縮果汁と皮が含まれています。この製品にどれだけ血清脂質改善作用があるか分からないけれど、悪い方向へ逆転することは多分ないんじゃないかと。ということで今回はこのレモンペーストにレモンの血清脂質増加抑制効果を期待して「脂っこいものが好きな人にも嬉しい料理♪」を作ろうと思います。本物のレモンは家にないときのほうが多いからね。

トリグリセリドリッチな食品として今回は鶏皮つきの鶏肉を選び、レモンを使用する実績のある国の料理としてモロッコ料理を選び、『ザ☆血清脂質増加抑制 byレモン♪』の手軽な第一歩を実践してみました!!

* * *

出来た!\(^o^)/

タジンアルダジャージビアルゼイトゥンワルリムン

料理名は『タジン・アルダジャージ・ビアルゼイトゥン・ワルリムン』、アラビア語綴りは「طاجين الدجاج بالزيتون والليمون」です♪ 日本語名なら『チキンとオリーブとレモンのタジン』です♪ タジン鍋の蒸し煮調理が奏功して、鶏肉がふわっふわに柔らかくなって大感激です。

レシピは簡単です♪ しかも味は本格的にモロッコ料理ですから間違いありません♪

heart『チキンとレモンとオリーブのタジン♪ タジンアルダジャージビアルゼイトゥンワルリムン♪』
材料(2人分):

鶏もも肉
300g
にんにく
2片
小1/3
こしょう
小1/3
ジンジャーパウダー
小1
ターメリック
小2/3
パプリカパウダー
好みで少々
乾燥タイム
小1/2
オリーブオイル
大3
玉ねぎ
1個
レモンペースト
小1.5
ローリエ
2枚
120mL
パクチー
刻んで大1

調理時間:1 時間

  1. 鶏もも肉を一口サイズに切り、ボウルに入れる。
  2. にんにくをすりおろして鶏肉のボウルに入れ、塩、こしょう、ジンジャーパウダー、ターメリックパウダー、パプリカパウダー、乾燥タイム、オリーブオイルのうち大さじ1を加え、全体が均一になるように優しく混ぜ、置いておく。
  3. 玉ねぎを粗みじん切りにしてタジン鍋に入れ、レモンを薄切りにして種を取ってからタジン鍋に入れる。
  4. タジン鍋にオリーブオイルのうち大さじ2とベイリーフを加え、フタをして中~弱火で加熱し、時々中身を優しく混ぜて20分蒸し煮にする。
  5. タジン鍋に鶏肉と水を入れ、フタをして中~弱火で加熱し、時々中身を優しく混ぜて20分蒸し煮にする。
  6. 味見をして塩加減や香辛料加減を好みに調え、また、酸味が強ければ砂糖を、旨味が足りないと思ったら鶏がらスープの素を適宜足す。
  7. みじん切りにしたパクチーを加えて全体をひと混ぜして、出来上がり。
  8. Enjoy!
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味は、もちろん美味。ちなみにレモンは皮がないと香りがないので、この製品は濃縮果汁に皮も加えているのが良かったです。タジン鍋の蒸し煮の威力で、鶏肉が、私がこれまで食べた鶏肉料理の中で史上最強の柔らかさ、なおかつ旨味が逃げていないので美味。鶏肉とオリーブの油脂を、レモンがさっぱりとしてくれています。

単に味覚としてさっぱりするだけではなく、将来的に、このレモンペーストにも脂肪吸収抑制作用が見いだされることを期待しています。もしそうなれるのならと思うと、レモンを使った世界の料理の探索とレシピ化に、私は一層やる気が出そうで、わくわくします♪

タジンアルダジャージビアルゼイトゥンワルリムン

元フランス領であることや地理上の近さがあるからだと思うんだけどモロッコにはフランスパンも一般的で、タジンはフランスパンとあわせていただくのも美味しい♪

レモン・青じそ・ねぎ塩料理レシピ

※本記事は(1)「ハウス食品×レシピブログ」のモニターコラボ広告企画に参加していること、(2)スパイスをモニタープレゼントされたことに基づき執筆するものです。

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