やっと会えた。アフリカの「ピマン」栽培成功!

ピマン

これは、唐辛子です。

アフリカで出会う、このコロンコロンと丸いシェイプがとっても可愛い、スコッチボネットとも呼ばれるシネンセ種の唐辛子は、辛さもとびきりですが、すがすがしくて爽やかな香りが極上です。私が特に西アフリカや中央部アフリカを旅して大好きになった唐辛子です。

フランス語の「piment」から、アフリカフランス語圏の国々では「ピマン」と呼ばれています。あとはスワヒリ語やリンガラ語など、バントゥーの言葉っていうのかしら? 「ピリピリ」と呼ぶ地域も多いです。ピカンテ(スペイン語圏)、マラゲッタ(ポルトガル語圏)という呼び方もありました。ブラックアフリカの料理に概ね共通することといえば、料理は辛くなく、各自が好みで辛さを足すということ。ピザにかけるタバスコに似ています。ピザ自体は辛くない、でも好みで辛くして食べる、みたいな。

また、歴史の中でアフリカ人は奴隷の移送という形で米州(※北米、中米、南米、カリブの総称)へと流出していったわけですが、アフリカ人によるカリブ海独立国家であるハイチ料理の香りの良さの秘訣の1つも、このシネンセ種の「ピマン」によるものです。

私は、どうしてもこの香りを使って世界の料理を作りたいと、長らく思い描いていました。そして私は、この唐辛子を手に入れるために、とうとう唐辛子専門農家から苗を買いました。苗の定植が5月31日、そして3か月経った9月上旬、たっぷりたくさんのアフリカピマンが収穫できました!!

包丁で半分に割る。
夫とに一緒に、においを嗅いでみる。
・・・くんくん・・・

目が合う(笑) 「これ(笑)」
・・・2人とも「アフリカのにおい」って即座に思った(笑)

ともあれ、夢が叶って私はとても嬉しいです。いったんきれいに収穫したつもりでも花は次々と咲き、ピマンは次から次へと、まさに「鈴生り」に生るので、その後も使いきれないほど収穫できています。それでも無駄にせず大事に使っていこうと思いますし、種を上手に取って、来年も栽培しようと思います。

* * *

下は、中央部アフリカの国、ガボンの田舎町で撮影したものです。

ガボンの市場

アフリカはまだまだ冷蔵庫がない家庭が多いので、食材を長期保存することがなかなかできません。その日その日に使う食材を必要な分だけ買えるように、売る側も少量ずつ売ります。

例えば写真の右下では、1回使用分のサラダ油がビニールに入っているのですが、見えますか? ビニールがつぶれないようにパンパンに空気が入っているのもアフリカではよく見かける光景です。

そしてほら、写真の右下に、黄色い鈴のような唐辛子が売られているでしょ。
これが我が家で育てた唐辛子と、同じ(あるいは近縁の)品種のものなのです。

ようこそ我が家へ。これからも香りの良い料理をどうぞよろしくね(*^ ^*)

ピマン

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