パタタスブラバス

パタタスブラバス

この料理は、揚げじゃがいもを作り、同時にサルサブラバス(ブラバスソース)を作り、じゃがいもにサルサ(ソース)をかけてパタタスブラバスとします。スペインで人気のじゃがいも料理。バルでビールやワインのお供になるほか、作りやすいので家庭料理としても人気です。じゃがいもや唐辛子の原産と言われる中南米を征服してじゃがいもと唐辛子とトマトを欧州に持ち帰ったスペインの歴史が見えるような料理だと思いませんか? ホント、じゃがいもと唐辛子を世界に広めたスペイン艦隊は偉大だなぁと、この美味しい料理を頂いて感じたのは事実です。なおこのサルサ(ソース)は辛いのが身上なので、辛さをほどよく活かして作ります。

材料

2~4人分):

トマト缶の中身(※1)
100 g
にんにく
1かけ
大3
顆粒コンソメ(※2)
小1/2
じゃがいも
中4個
サラダ油
適量(※3)
オリーブオイル
大1
パプリカパウダー
大1
カイエンペパー
小1/2
薄力粉
小2
酢(※4)
大1+小1
砂糖
小1/3
小1/3
こしょう
少々
マヨネーズ
小1/2
  • ※1:トマト缶が400 g入りの場合、全量は使わないので、カットトマトタイプを使います。
  • ※2:顆粒コンソメは肉系の旨味を出す目的で用います。鶏がらスープの素やダシダ(韓国牛ダシ)などでもよいです。
  • ※3:揚げ油はじゃがいもを鍋に入れたときにじゃがいもが浸る量を使います。
  • ※4:酢は、あれば白ワインビネガーを使うとよいです。

調理時間

作り方

  1. トマト缶の中身とにんにくをハンドブレンダーかミキサーにかけて均一な液状にし、トマトピューレを作る。
  2. 湯に顆粒コンソメを加えて溶いてブイヨンスープを作っておく。
  3. 湯を沸かす間にじゃがいもの芽を取り、皮をむかずに3 cm角あるいは一口サイズに切って水気を拭き取る。
  4. 揚げ物の鍋にじゃがいもを入れ、じゃがいもがかぶる量のサラダ油を入れて火にかけ、約160℃(揚げ物としては低めの温度)に熱して素揚げにする(※以下のソース作りと素揚げが同時進行するが、じゃがいもに菜箸がすっと刺さるくらい火が通った時点で火を止めてじゃがいもを取り出す)。
  5. じゃがいもを揚げている間に、別の小鍋にオリーブオイル、パプリカパウダー、カイエンペパーパウダー、薄力粉を入れてヘラで練り、中火にかけ、ヘラで混ぜながら焦がさないように加熱する。
  6. 作っておいたトマトピューレを加え、ダマが生じないようにヘラで混ぜながら煮詰め、体積が半分くらいに減ったら、作っておいたブイヨンスープ、酢、砂糖、塩、こしょうを加えて混ぜ、再び煮詰める。
  7. じゃがいもに火が通っていたら油から取り出し、網かキッチンペーパーに乗せて油を切る。
  8. ソースがとろみが出るくらいに水分が飛んだら味見をし、塩加減や酸味加減を好みに調える。辛味が弱ければ足す。
  9. ソースにマヨネーズを入れて均一に混ぜる。
  10. 素揚げじゃがいもを器に盛り、ソースをかけて出来上がり。
  11. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • トマト缶が400 g入りとすると、1/4量を取り出してピューレにするよりも、トマト缶400 g+にんにく4かけを一気にピューレにして、その1/4量を調理に使うと、残りのトマトピューレ(にんにく風味で美味しい)を後日他の調理に使えます。その場合はホールタイプのトマト缶でも調理できます。
  • ソースはフライパンで作ることもできますが、側面の高さがないと跳ねたものが飛び散りやすいので、高さがある鍋を使うとよいです。
  • ブイヨンスープを加える前にトマトピューレだけを煮詰めることで、トマトとオイルがよく接触し、美味しいソースを作ることができます。
  • 揚げ油はじゃがいもが浸る量があるとじゃがいもに触らずに揚げることができ、結果としてじゃがいもが崩れることがありません。少ない油で揚げる場合はひっくり返す手間が生じ、じゃがいもが崩れるおそれがあります。
  • じゃがいもを揚げる時間はじゃがいものサイズと油の温度によりますが、10分経過時に菜箸を刺してチェックするとよいです。
  • じゃがいもに効率よく火を通すために、低温の油から加熱しています。
  • このソースは辛いのが身上なので、辛味をきちんと感じるように調整します。
  • トマトを使わずパプリカで赤い色をつけるレシピもあります。
  • ケチャップを使ってトマトを濃くした味のレシピもあります。
  • ソースに少量のマヨネーズを入れることでソースが明るい色になります。マヨネーズを入れないレシピもあります。

Tips about cuisine

  • 「パタタスブラバス」のスペイン語(スペイン、セウタ、メリリャの公用語、ジブラルタルとアンドラで通じやすい言語)の綴りは「Patatas bravas」。
  • 「Patatas」(パタタス)はじゃがいもの意味、「Bravas」の由来は不明だがブラボー(歓声)の複数形で「Fierce」すなわち激しさを意味しているという説がある。それを受け、「Patatas bravas」(パタタスブラバス)は「辛いソースで食べるじゃがいも」の意味として捉えられている。
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