今日は、海外からの植物の持ち込みについて、今後旅に出る方の役に立てるかと思い、まとめました。
海外で美味しそうな野菜を見つけたり、育ててみたくなる野菜の種、自宅で飲んでみたいお茶やコーヒーなどを見つけると、買いたくなることが多々あるからです(*^^*)
植物検疫はルールが細かいですね。最終的には問い合わせをしないと持ち込みの可否が確定しないものも多いのですが、ある程度のことは出発前に自宅で調べることができます。その上で、出国する際に空港や海港などで「国名、植物名、植物部位名」の3つを揃えて問い合わせをするとバッチリです。
◆インターネットで情報を知る方法
「植物防疫所」にアクセス。
http://www.maff.go.jp/pps/j/introduction/import/
「旅行者用簡易検索情報」から、国名一覧が出てくるので、当該国名をクリック。
http://www.pps.go.jp/travelerss/Pages/imp/index.xhtml
そうすると、上の図のような、対応一覧が出てきます。
この方法では、曖昧さはある分、手っ取り早く、白黒をつけられます。
この段階で持ち込み禁止のものは、ここで情報確定ですね。
さらに、「お問い合わせください」のようなアバウトなものをもっと詳しく知る方法があります。
「植物防疫所」にアクセスします。
http://www.maff.go.jp/pps/j/search/detail.html
「輸入条件に関するデータベース」に入ります。
http://www.pps.go.jp/eximlist/Pages/exp/condition.xhtml
お目当ての植物が決まっている場合は、国名と作物名の両方を入力すれば良いのですが、この欠点として、「ロシアに行ったらどんなものを持って帰れるかな~」という気分の場合、規制全体を俯瞰することができません。
そこで、ワザなのですが、★国名だけを入れて、作物名のところは★空欄のままにして、検索実行。
そうすると、例えば、
・輸入元国:ロシア
・輸入植物:(指定なし)
のように表示されます。何も情報が出てこないのを気にせず、右上の「PDFダウンロード」をクリック。
このPDFに、ロシアならロシアからの、輸入禁止品目一覧が詳しく出てきます。これが大変に便利で活用しやすく確かな情報源となります。
このように、ある程度は自分で調べて、持ち込みの可否を把握した上で、最終的には出国時に検疫に尋ねてみるのが最も良さそうです。「買ったのに帰国時空港で没収」ナンテことにならないように、ね!(*^^*)