【毎日!】アーユルヴェーダ白湯(さゆ)を飲んでいます(3)

2024/12/24

アーユルヴェーダを暮らしに取り入れたいと思った私は、

アーユルヴェーダ白湯(さゆ)

を毎日実践しています。だって、「こういう体調の日にはこういうスパイスを取り入れたい」と、自分から体にいいものをチョイスする暮らしができたら素敵じゃありませんか!! それが諸外国で実績のあるアーユルヴェーダなのだから、知識があると絶対楽しいです。だから勉強して実践できるようになる努力をしました。この「アーユルヴェーダ白湯」については前々回より3回に分けて執筆しています。今回は3回目。

アーユルヴェーダ白湯

バランスを調えたい。
楽しくやりたい。
こうしてバランスをとっていくことで、幸せになる。

これが私の思い描く目的で、暮らしのどこかにアーユルヴェーダを取り入れるならスパイス白湯が一番簡単です!

* * *

それではどんなときにどういうスパイス・ハーブを使うのか、その「スパイス側から見た一覧表」を作りたくて、本記事末尾記載の参考情報を統合してリスト化しました。

アーユルヴェーダ白湯

ん-ーー、情報がまちまち。書いたり消したり修正したり。仕方ないよね、漢方薬もそういうところ(作用機序が不明ゆえに理論でビシっと行かないところ)が多いもんな。同じ素材でも生と乾燥で変わったりしますし、厄介なのは、出典によって情報が異なることも多々ありました

ということで、これから勉強していくとまた情報が変わるかもしれませんが、一応、Excelで、

リストが出来ました!!

アーユルヴェーダ白湯

」マークはそのドーシャが高いときに避けるものです。「」マークは適するものです。エクセルで、スパイスとハーブの種別もつけて、上から

  • ヴァータ(とカパ)を下げるもの
  • ピッタ(とカパ)を下げるもの
  • ヴァータとピッタとカパを下げるもの=トリドーシャの状態に。すべてを落ち着かせたいときに
  • と見やすく枠組みし、それぞれの枠の中で名称を50音順に並べています。英語検索をしたいときのために英名も付記しています(シナモンとかマジョラムとか難しいのよね)。右には3つのドーシャの特徴を箇条書きに書いてあります。

    リストから白湯に入れるスパイス類を探すとき、スパイス・ハーブ類はすべてカパ(土や水、重さ)を減らすのでカパを考慮するのは最後です。だから、今日の自分が、1)軽さが過剰か(ヴァータ優位)、2)熱さが過剰か(ピッタ優位)の2点の優劣をまず決めるので、絞り込みやすいのが良いです。

     ヴァータ(やカパ)が高いときは 
    オールスパイス、オレガノ、キャラウェイ、クミン、クローブ、こしょう、シナモン、ジンジャー、セージ、タイム、ナツメグ、バジル、ヒハツ、ベイリーフ、ホーリーバジル、マジョラム、ローズマリー
    そのときの体調に「軽さ」の要素が強い場合、例えば肌の乾燥気味とか、気持ちが慌ただしいようなとき、ヴァータが高いので、ヴァータを優先的に下げます。美味しさの点ではクローブ白湯がダントツ大好き! ジンジャー+ヒハツも美味しくて好き♪

     ピッタ(やカパ)が高いときは 
    コーンシルク、ネトル、レモンバーム
    そのときの体調の実感に「熱さ」の要素が強い場合、例えば頑張るデーを終えた後とか、顔がのぼせる感覚があるときなどに、よく飲むのはレモンバーム白湯ネトル白湯です。この3つのハーブはスーパーでも買い求めにくいのですが、私は庭でレモンバームとネトル(イラクサ)を自宅で栽培して乾燥ハーブティーしています。ネトル白湯がめちゃくちゃ美味しいーー!!! 追記ですが、夏のお気に入りのゴーヤの葉っぱ茶もここに該当するみたい♪

     ヴァータ・ピッタ・カパがどれも高いときは 
    カモミール、カルダモン、コリアンダー、ターメリック、ツボクサ、ディル、フェンネル、ミント、ラベンダー、レモングラス
    単直にはトリドーシャ向けともいえますが、現実的には、カパの「重さ」の要素を減らしたい、なおかつヴァータもピッタも上げたくないときに使います。気持ちが高まらないときや体の重さを感じたりするようなとき、「ヴァータは上げずにとりあえず今はいったん落ち着こう」というとき。私が好きな味はコリアンダー白湯、カルダモン白湯、レモングラス白湯です。

    こうしてクリアファイルに入れて、

    アーユルヴェーダ白湯

    自宅ラウンジの湯沸かしポットのそばにスパイス・ハーブ・アーユルヴェーダリストを入れて、

    アーユルヴェーダ白湯

    選んだものを入れて、さあ、飲みましょう♪

    アーユルヴェーダ白湯

    * * *

    私は「アーユルヴェーダをやってみたい」という憧れをずっと持ってきた。

    そしてやっと実現することができました。

    お湯を沸かして、お湯が沸くまでの間に今の自分の体調をアーユルヴェーダ理論で考えて、リストを見て、スパイスやハーブを選んでカップに入れて沸いたお湯を注ぐ。リストを作るのには何日もかかりましたが、健康づくりの一環として、このアーユルヴェーダ白湯を続けていこうと思います。

    これを発展させれば「サラダをたっぷり食べてヴァータが上がっているから夜はホーリーバジル白湯を飲もう」とか、料理とも関連させていくことができますね。

    それから、なかなか市販されていないようなハーブがあっても、苗を買ってきて自宅のハーブ園で栽培する、自然と触れ合う楽しみが増えたのも大きな効果です (^^)


    <参考>
    アーユルヴェーダ食事法 理論とレシピ(径書房)
    コロンボ(スリランカ)でのアーユルヴェーダ資料(自己所有)
    Ayurveda Food Guidelines(≫こちら
    インドのアーユルヴェーダ薬局方(≫こちら
    A GUIDE TO HEALTH AND WELLNESS(≫こちら
    Balancing Foods(≫こちら
    379種類の食材一覧|アーユルヴェーダのドーシャへの影響が分かる!(≫こちら
    Dosha diet(≫こちら
    Maharishi AyurVeda(≫こちら
    その他英文で見ることができるWEBサイトは相当数を閲覧しました。



    * * *

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