初めて食べたときの「わー美味しい!」という感激が忘れられません。
自宅の食事会で友人にお出ししたときの「わー美味しい!」という歓声が忘れられません。
これは義母の得意な常備菜です。PTA会長や婦人会や学童保育の役員で毎日予定が詰まっていて大忙しだった義母は、こうして常備菜を作るのが上手だったと聞きます。
そして夫は、子どもの頃から冷蔵庫を開けて煮なますがあるとぱくっとつまんで食べるのが好きだったと、子ども心を懐かしそうに話してくれるときがあります。
結婚するときに義母が煮なますのレシピを持たせてくれて、以来私は「夫の好物を作ってあげたいな」と思うときには煮なますを作ってきました。
根菜や椎茸の滋味溢れる味がごちそうです。だしをとらないので、一定した味が作れる点も魅力的です。レシピを一切変えたくない、完成された味を、是非作ってみませんか。
材料(8人分):
- 干ししいたけ
- 5枚
- ごぼう
- 1本(200 g)
- れんこん
- 1節(150 g)
- にんじん
- 小1本(100 g)
- しらたき
- 200 g
- 塩
- 小1
- 砂糖
- 大2
- 醤油
- 大4
- 酢
- 大3
- サラダ油
- 大4
作業工程:1 時間
- 干ししいたけをかぶる量の水に漬ける。
- ごぼうを5 cm長さの細い千切りにして水にさらす。れんこんは薄い半月切りかいちょう切りにして水にさらす。にんじんは5 cm長さの細い千切りにする。しらたきはさっとゆでて5 cm長さに切る。
- ごぼうの水を替えて、もう一度きれいな水にさらす。
- 塩、砂糖、醤油、酢を合わせておく。
- ごぼうとれんこんを別々のザルにあげて水切りする。
- しいたけを水から取り出し、千切りにして水を絞る。
- フライパンにサラダ油を熱し、強火でしいたけを炒め、次にごぼうを入れて炒める。そしてれんこんを入れて炒め、にんじんを入れて炒め、しらたきを入れて炒める。
- 全体にだいたい火が通ったら調味料を入れて炒めあわせ、調味料が入っていた容器に大さじ1杯くらいの水を入れて洗いこむようにしてフライパンに入れる。
- 火を弱めてフタをして少し煮て、汁気がなくなったら出来上がり。
- Enjoy!
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美味しく作るコツは、千切りやいちょう切りをできるだけ細く薄くすることです。
炒め物なので干ししいたけの戻し汁は使いません。なので冷蔵保存しておいて、後日ほかの調理に使います。しいたけの美味しいダシは何かと役に立ちます。
美味しい美味しい煮なますです。
レシピを一切変えたくない、完成された味を、是非どうぞ。