前回記事では、オーストラリアの内陸アウトバック(荒野)を旅してカンガルーと触れ合う話を書きました。今回記事はその続きです。
そのオーストラリアの旅から帰国して、私は好んでカンガルーラベルのワインである「yellow tail」を買うようになりました。このラベル見覚えがありました。日本で一番売れている(※)オーストラリアワインだそうです。
※※2022年日本市場における豪州産ワインブランド別販売数量。出典:食品産業新聞社。
何かと手短な名前をつけるのが好きなオージー(オーストラリア人)たちはカンガルーを「ルー」と略します。だから私も、お気に入りのワインは「ルーワイン」と呼ぶことにしています♪
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ただし!驚きの事実が!
カンガルーもワラビーも同じカンガルー科の動物ですが、大きめのものはカンガルー、小さめのものはワラビーと呼び分けられています。ワラビーもカンガルーも生物学的にはカンガルーの仲間たちなのですが、サイズで呼び分けるとカンガルーとワラビーが生じます。
そしてこの「yellow tail」ラベルのモデルになった動物はその視点ではワラビーなのだとか・・・。
もしワラビーラベルのワインだとしても、それでも生物学的分類によればこれをカンガルーワインないしルーワインと呼んで良いはず。
だから私は、カンガルーとの対話の思い出にこだわってこれを「ルーワイン」と呼び、飲むたびにオーストラリアの素晴らしい旅の思い出に酔えるワインとして楽しんでいこうと思います♪ カベルネソーヴィニヨン、シラーズ、シャルドネなど私の好きなものばかりです♪