普段の食事なら、麻婆豆腐(マーポードウフー)よりも「麻辣豆腐」(マーラートウフー)。
麻婆豆腐(マーポードウフー)は、豆腐とひき肉をメインの具にし、ねぎや生姜を利かせてボリュームたくさんのあんかけにした中国由来の美味しい料理です。日本ではレトルト食品でも定番になった人気料理です。
お肉が入ると麻婆豆腐。お肉が入らないと「麻辣豆腐」(マーラートウフー)。
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私は1日3食をすべてノンベジ(肉類を含む料理)にするのは好きではなくて、1日に1~2回はベジ料理(菜食)を作っています。
毎日ベジ料理を率先して取り入れる理由。
それは、「そこまで動物の命を奪うことはないじゃない?」って思うから。日本人は一汁三菜の教育を受けたためにかなりの高率でノンベジ料理を食べています。一汁三菜の概念における主菜とは原則として「肉または魚のおかず」です。それによって朝から焼き魚とか、朝からハムと卵、みたいにどうも動物性の食材を取り入れる傾向が強いのです。
でもノンベジ(肉類を含む料理)を減らし、ベジ(菜食)を増やしたほうが(やり方にもよるけれど)健康に良くてヘルシーな傾向を生むのは間違いないと思う。この点には家族も同意してくれているし、野菜だらけの食事を家族も喜んでくれるので、我が家のごはんは肉なしでOKです。
もしこれを読んで「確かにベジはいいよねー」とか、「美味しい中華でヘルシー万歳」とか思ってくださったら、是非、麻婆豆腐(マーポードウフー)よりも「麻辣豆腐」(マーラートウフー)を作ってみてください。
「麻辣豆腐」(マーラートウフー)は豆腐が世界一美味しい料理の一つです。ごはんに乗せても素晴らしく美味しいです。お肉が入ると豆腐の美味しさが分からなくなるからもったいないなと思う次第です。