アフリカンな「ひょうたんカップ」を作りました

2022/10/18

アフリカで憧れたひょうたんカップ

ひょうたん

上の写真はケニアの首都ナイロビの安飯屋で撮影しました。ひょうたんカップに入っているものはウージ(Uji)という、雑穀の粉を水に浸けて軽く発酵させてから煮て砂糖を加えたもので、心地よい甘さと、ずっしりとお腹にたまる感覚のある、朝食や軽食に向く料理です。日本料理で言えば葛湯のような感じ。デンプン質を湯で練るあたりが。しかし小麦粉のような形状の穀物粉を使うので、粉を湯で練ったような重さがある料理です。

話がそれました。

アフリカでは、このように、いろいろなところで「ひょうたんのカップ」を見かけます。私は「ひょうたんのカップ」を見かけるたびに、「わー♡これいいなー♡私も自宅に欲しいなー♡」と思ってきたものです。

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以前、友人が引っ越しをするにあたり、「引っ越し先の家が狭くて今あるものをたくさん捨てることになるが、心苦しいから何か使っていただけるものがあればもらってもらえないか」と連絡を頂き、ご自宅にお伺いしたことがあります。そのとき見つけちゃったんです。不要物の中に、どこかのお土産物と思われるひょうたんの壁掛けを。

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さあ!

アフリカンなひょうたんカップを作るぞ♪

まず、くびれの部分にヒビが入っていたのでそこは折りました。

ひょうたん

水平器も使って慎重に水平確認しながら、切るラインに沿ってマスキングテープを貼りました。

ひょうたん

パキッと割れてはおしまいだし、うっかりラインからそれてもいけないので、慎重にカッターナイフを入れます。ホント慎重に、1mm、1mm、刃を進めていました。

ひょうたん

完全に内部と貫通したかどうかを確かめるために、ごく薄いものを挟み、次の切断点を慎重に確認しながら進めました。

ひょうたん

割れた♪

ひょうたん

虫食いもなくて、きれいでほっとしました。

内部と断面と、口があたる部分の角を、400番のサンドペーパーで磨きました。手前が磨いたもの、奥が何もしていないもの。

ひょうたん

ちなみに400番とはかなり目が細かいサンドペーパーです。

完成♪

ひょうたん

自然由来のものは、味わいがあって素晴らしいですね!! 作業時間は1時間くらいでした。

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目指すはアフリカ料理☆

目標の1つは、こんなふうに、アフリカンドリンクを盛り付けること。

ひょうたん

実は最初に作った料理はウージではなく、ガーナ料理のゾムコムだったのですけれど、夫と一緒にひょうたんカップでガーナの飲み物を飲んだとき、「このにおい(笑)アフリカのドリンクのにおいってひょうたんのカップのにおいだったんか(笑)」と、つい2人で笑顔になってしまったものです(笑)

旅の思い出にもひたれる大事なひょうたんカップ。

いろんな料理に使おうと思います。そして壊れるまで大切に使い続けていこうと思います。



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