モニターで、オランダ「デカイパー社」のPEACHTREE(ピーチツリー)という、桃の風味のリキュールを受領しました。日本ではキリンホールディングス(≫こちら)から販売されています。これを使ってサワー(炭酸カクテル)を楽しみましょうという趣旨です。
ただ飲み物を作るだけじゃ面白くない?
よね?
そこで私は、これをきっかけにして何を学ぼうかと考えました。
普段買わないリキュールがせっかく我が家にあるので、「デカイパー社」という酒文化を担う一端を担う世界的酒造会社のことを知ろうと思ったし、このリキュールのことも勉強しようと思いました。
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◆英語Wikipedia「DeKuyper」(≫こちら)
抜粋すると、デカイパー社(DeKuyper Royal Distillers)はオランダの企業で、1695年創業。初期は酒の輸送に使用される桶や樽の製造、やがてジンの生産の国内中心となり、19世紀に入って国外への輸出を増進し、1911年にリキュールの製造を開始した。1995年、創業300周年を機に、オランダのベアトリクス女王から「ロイヤル」の称号を授与された。
◆De Kuyper社ホームページ(≫こちら)
冒頭ページには歴史や事業内容が簡潔に書かれている。
その下部には「Let us inspire you in the world of cocktails!」(カクテルの世界であなたの心に感動を!)の文字が!
◆Peachtree(≫こちら)
ホームページ内にピーチリキュールの説明がありました。
アルコール度数20%の透き通ったリキュールであり、世界100か国以上で購入できると書いてありました。
◆DISCOVER THE BEST COCKTAILS(≫こちら)
デカイパー社ホームページには、当社商品を使ったベストカクテルたるレシピが掲載されていました。いいですねー♪ 今回のピーチリキュールを使ったレシピが4点見つかりました♪
- Fizzy Peachtree(フィジーピーチツリー)
- Woo Woo(ウーウー)
- Sex on the beach(セックスオンザビーチ)
- Bellini(ベリーニ)
1)Fizzy Peachtree
日本語表記:フィジーピーチツリー
レシピ:ピーチツリーリキュール40 mL、炭酸水100 mL、ライム果汁1/4個分
2)Woo Woo
日本語表記:ウーウー
レシピ:ピーチツリーリキュールとウォッカを1:1、クランベリージュース
3)Sex on the beach
日本語表記:セックスオンザビーチ
レシピ:ピーチリキュール40 mL、オレンジジュース40 mL、ウォッカ20 mL、クランベリージュース20 mL
4)Bellini
日本語表記:ベリーニ
レシピ:ピーチリキュール、プロセッコ(イタリアの発泡ワイン)
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今回の投稿は、サワー(炭酸水を使用したカクテル)であることと料理を合わせることが趣旨なので、この本家本元デカイパー社のベストカクテル4選の中で発泡性カクテルは、1)Fizzy Peachtree(フィジーピーチツリー)と4)Bellini(ベリーニ)です。今回私はデカイパー社のレシピで4)Bellini(ベリーニ)を作ろうと思いました。理由は、以下の料理の選定と同じイメージなのですけれど、1日の忙しさを忘れてほっとしたいときには材料少なく作れるカクテルがいいと思ったからです。
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次に、ピーチリキュールを使ったサワーカクテルに合う料理を検討しました。
甘い。
味も甘いし香りも甘い。だから米や麺には合いにくいと思う。残る候補はパンだが、そもそもお酒をきゅいっと飲むときは主食の炭水化物が邪魔なので、パンも除外しよう。
酒。
朝食や昼食に飲むとその日の残りがてきぱき動けなくなる。でも甘いから夕食には合わせにくい。となると、夕方か就寝前に飲むのが良いと思う。
きれいなボトル。
桃の色のきれいなボトルは、就寝前の部屋よりも夕暮れ時が似合う気がして。
夕方に飲むとなると、1日いろいろやった後であり、そのあとで夕食の支度も控えているので、夕方の飲酒に料理を作るのはしんどい。夕方のオレンジ色の空の下でほっとしたいときは、保存食系のつまみがあればいい!! 冷蔵庫から取り出すだけ、みたいな。
甘いカクテルなので、しょっぱくないつまみがいいなー。
ということで、
結論として、炭水化物の主食を抜きに、手間がかかる調理もなしに、でも料理というからには自分が調理したものであり、つまりは保存食系の惣菜で、しょっぱくないもの。
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デカイパー社HPのベリーニのレシピは、ピーチリキュールをプロセッコ(イタリアの発泡ワイン)で割るものです。プロセッコはイタリアの3大スプマンテの1つですが、近所のお店でランブルスコが売っていた♪ので、今回ランブルスコを買ってきてベリーニ風のサワーを作りました。ランブルスコもイタリア3大スプマンテの1つなのでプロセッコと同等に使えます。
塩分がとてもすくないドライミート(自家製生ハムが乾燥したもの)、チーズ、オリーブ、そしてペペロンチーニリピエニディトンノ(Peperontini ripieni di tonno、唐辛子のツナ詰めのオリーブオイル漬け)のタリエーレ(イタリア風盛り合わせ)を作りました。それから菜園で採れたての完熟美味しいミニトマト♪
ピーチリキュール&ランブルスコのサワーのレシピは簡単です。
材料(1人分):
- ピーチツリー
- グラス高さ1/5
- ランブルスコ
- グラス高さ4/5
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ピーチリキュールの桃の香りが強く、ランブルスコの発泡炭酸で飲みやすく、リキュールの甘みで美味しい。おかわりをしながら配合を少しずつ修正していったところ、発泡ワイン:ピーチリキュール=4:1くらいが適切だと思いました。
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ホントのホントのベリーニは、生の桃の実をミキサーにかけてピューレにしたものを使うので、手間をかけたサワーカクテルを飲みたい気分のとき、いつか作ってみたいなと思います。桃が美味しい初夏に。
※本記事は(1)「キリンビール×レシピブログ」のモニターコラボ広告企画に参加していること、(2)オリジナル・ピーチツリーをモニター提供されたことに基づき執筆するものです。