3本連続記事で、「香りで料理が楽しくなるレシピ」をテーマに、「香りの料理で世界旅」の楽しさを提案しています。
【第一の皿】【1st dish、卵と野菜のごちそう】
「だしとスパイス×世界の料理」~チュニジア料理、タジンチュニジエン編~
【第二の皿】【2nd dish、お肉と野菜のごちそう】
「だしとスパイス×世界の料理」~カンボジア料理、プリアサイコー編~
【第三の皿】【3rd dish、魚介と米のごちそう】
「だしとスパイス×世界の料理」~***料理、***編~
今回、株式会社にんべん(≫こちら)の「だしとスパイスの魔法シリーズ」(≫こちら)の商品を3品受領しました。
私は思うのですが、日本人に世界の料理を美味しく食べてもらう事は、ときに難しい。食べ慣れない味に対する味覚と経験が形成されていないと美味しさが理解しにくいのが理由です。外国人に和食を作るときも同じ。よって異国の料理は、日本とその国の架け橋となる中間点の味から取り組むほうが美味しさを受け入れてもらえるように思います。
でも皆さん世界の料理には興味があるんです。だから、「見知らぬ国へ、自宅で世界旅が出来る」って、素敵なこと。
そこでこの3回連載のシリーズでは、アフリカ・アジア・欧州という世界の三大州の美食を和の架け橋テイストで作り、レシピを掲載します。第一の皿に野菜と卵、第二の皿に肉と野菜、そして第三の皿には魚介と米というようにコース仕立てにしました。簡単で、香り豊かな、身近な食材でカンタンに作ることができる、香りで料理が楽しくなるレシピを是非楽しんでいただけることを願って。
それではレッツパーティー☆
* * *
第二の皿はアジア州からカンボジア料理です♪
「だしとスパイス×(かける)カンボジアの、プリアサイコー♪」です♪
使用商品は左のものです。
【だしとスパイスの魔法】『旬の魚でビネガーソテー』
にんにく、生姜、唐辛子、こしょう、パプリカ、タイム入りのビネガーソース。
ローズマリーとガーリック入りのスパイスパウダー。
材料(4人分):
- レモン
- 3個(※1)
- ローストビーフ用肉
- 250 g
- タイバジルの葉(※2)
- お茶碗山盛り1杯
- ミントの葉
- 1/2 C
- 紫玉ねぎ
- 1/2個
- 赤ピーマン
- 1個
- 緑ピーマン
- 1個
- レモングラス(※3)
- 5 cm
- キャベツの葉(※4)
- 大1枚
- にんにく
- 3かけ
- 生姜
- にんにくの半量
- 赤唐辛子(※5)
- 3本
- ナンプラー
- 大1
- 砂糖
- 大1
- 付属の調味液(※6)
- 1袋
- 付属のスパイス(※6)
- 1袋
※1:レモンは果汁90 mLが取れる量を使います。小さめレモンだと4個必要かも。
※2:タイバジルの葉がない場合はミントの葉を多くしたりパクチーの葉を使います。無理にスウィートバジルの葉で代用しなくてもよいです。
※3:レモングラスは茎の中心の白い部分を使います。ない場合は省きます。
※4:現地ではアブラナ科の葉を刻んで加えるので、キャベツの葉はその代用です(味が割と似ています)。
※5:赤唐辛子は生(あるいはその冷凍)を用います。ない場合は乾燥鷹の爪を予めぬるま湯に浸けておきます。
※6:【だしとスパイスの魔法シリーズ】『旬の魚でビネガーソテー』に含まれます。
作業工程:30 分
- 小鍋に湯(分量外)を沸かす。
- レモンを絞って果汁を90 mL以上得る。
- ローストビーフ用の肉を熱湯が入った小鍋に入れて表面を殺菌し、肉を取り出し、湯を捨て、小鍋を1度洗う。
- 肉をまな板に乗せ、2 mm厚さの薄切りにしてボウルに入れる。
- レモン果汁のうち大さじ4杯をボウルに入れ、牛肉を揉んで揉んで肉の中から血を出すように揉み、フタをして冷蔵庫に20分置いておく。
- その間に、タイバジルとミントの太い茎が残っていたら取り、紫玉ねぎと赤ピーマンと緑ピーマンを千切りに、レモングラスを小口切りに、キャベツの葉を5 cm長さの千切りにし、「ミックス野菜」を作っておく。
- にんにくと生姜をみじん切りにする。
- 赤唐辛子を1 cm長さに切り、少々(2割くらい)を残し、残り(8割くらい)は小さな容器に入れておく(仕上げのトッピング用)。
- 小鍋ににんにく、生姜、赤唐辛子、ナンプラー、砂糖を入れ、冷蔵庫から牛肉を出して手でギューっとつかみ、出た水分を小鍋に入れる。ギューっと絞ることを3回繰り返し、1滴も残らず小鍋に入れる。
- 小鍋を弱火にかけ、沸騰したら味見をし、甘酸っぱくて美味しいタレになるよう、甘さ加減やナンプラー加減を好みに調える。
- 小鍋の中の液が熱いうちに牛肉を入れ、生っぽさを若干残すように8割方火を通す。
- 新しいボウルに小鍋の中身をあけ、「ミックス野菜」、タイバジル、ミント、付属の調味液、付属のスパイス、残りのレモン果汁(大さじ2杯)を入れ、全体を和える。
- 味見をして酸味加減や旨味加減を好みに調え、食べるまで冷蔵庫に入れておく。
- 食べるときに、残りの赤唐辛子をトッピングしてできあがり。
- Enjoy!
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出来たー♡ 美味しそう♡
プリアサイコーは、お肉を酸味でタンパク凝固させて作るカンボジアの生肉サラダです。このレシピではローストビーフ用の牛肉を使い、表面はきちんと熱湯殺菌し、調味液を加熱して8割方火を通すことで、生肉の柔らかさと食の安全性の両方をかなえた美味しいレシピとしています。まるでお肉のセビッチェといわんばかりの美味しさ。めちゃくちゃ美味しいです、これは。
製品の、ハーブパウダーの風味の良さと、さわやかなビネガー調味液をふんだんに使って得られる香りの良さ、そしてだしの旨味が心地よい。。。 さらに既製品で美味しさが担保されているゆえ、作りやすいです。
* * *
今日のテーマは、「だしとスパイス×(かける)世界の料理」~カンボジア料理、プリアサイコー編~。
日本人が世界の料理へ幅を広げるのにも、外国人に日本のだし文化を楽しんでもらうにも、ちょうど2つをつなぐ架け橋の料理となりました。
「だし×スパイス」というコンセプトを活用するレシピが増えれば、国際交流のシーンにも役立って素敵だと思います。私がいつか克服したいと思っていた課題が、形になって乗り越えられたという想いで、とても嬉しいです。
【第一の皿】【1st dish、卵と野菜のごちそう】
「だしとスパイス×世界の料理」~チュニジア料理、タジンチュニジエン編~
【第二の皿】【2nd dish、お肉と野菜のごちそう】
「だしとスパイス×世界の料理」~カンボジア料理、プリアサイコー編~
【第三の皿】【3rd dish、魚介と米のごちそう】
「だしとスパイス×世界の料理」~***料理、***編~