キューバのモヒートは、夏の暑い日に似合う美味しいカクテルです。
ミントがスッと利いて、炭酸水とライム果汁が爽やかなラム酒カクテルです。
ある暑い夏、自宅でキューバのカクテル「モヒート」を作ろうと思いました。ラム酒や炭酸水の分量などをネットで見てみようと思って、検索したところ、私が見たことがないイメージ違いのドリンクの写真がごろごろ出てきました。
◆Google画像検索「el mojito cubano」
グラスにライムそのものが入っているんですよね。
うーん、なんだろうこれは・・・。
キューバでこういうモヒートを見たことがないんだけどなあ…。
こうしてグラスにライムがごろごろ入るのって、キューバのモヒートじゃない。むしろブラジルのカイピリーニャのイメージなんですよね…。
◆私のキューバの旅の写真
ハバナのローカルなバー。
ハバナでホームステイした家。
キューバではバーには数軒行っているのですが、どこで飲んでも、姿が見えるのはミントと氷だけ。ライムの姿を見た記憶がありません。
◆Twitterで聞いてみました。
キューバ現地の渡航経験のある方が教えてくれました。
Aさん「少なくとも僕が飲んだモヒートにはライムの皮や身は入ってない。」
Bさん「キューバに数か月滞在していたけどモヒートにライムの皮や身が入っているのを見たことがない。」
Cさん「僕の撮った写真にも入っていませんでしたよ。」
◆「ラボデギータデルメディオ」の写真
「ラボデギータデルメディオ」(以下ボデギータ)はキューバの首都ハバナの有名なバーです。
ライムの姿は見えない。
◆キューバ現地のほかのバーの写真
Google mapを使い、レストランやバーをクリックし、写真を表示します。店は手あたり次第ランダムに。そして、ハバナも、地方の街も探しました。モヒートの写真がドンピシャで出てくる確率は思った以上に低く難航しましたが、ともあれ見つけ次第掲載することにしました(よって選別や除外はしていません)。
↓首都ハバナ
↓サンタクララ
↓カマグエイ
↓サンチアゴデクバ
↓ピナールデルリオ
ミントの姿がキリっと見えるように立てているモヒートは見映えが素敵だよね!!!
どの店でも、やっぱりライムは入っていない(飾り付けがすごいサンチアゴデクバの店では隣りの豪華カクテルと同じく輪切りレモンがグラスの淵にあるがモヒート自体にはライムが入っていない)。
◆Google画像検索「”キューバ旅行記” モヒート」
「旅行記」という単語を噛ませると現地写真が出やすくなる。
「旅行記」という単語を噛ませると現地の写真が表示されるのがよい。そして現地のモヒートにはライムの皮は入っていない。
◆Tripadviser
上のボデギータのモヒートレシピが出てきた。ランチョンマットの一角に掲載されているようだ。
レシピにおいても、ライムは果汁しか使っていない。
モヒートはキューバを代表するカクテルである。キューバ現地のモヒートに加える酸味はライム果汁のみ。ライムの皮やライムの角切りは加えない。
(入れる人がいてもいいけど)
* * *
これは、私のキューバの旅の、好きな写真です。
キューバのバーで、モヒートを出してくれたバーテンダーのお兄さん。「ミントの茎をよく叩いて香りを出すんだよ」と教えてくれました。
私はキューバのあとメキシコとベリーズを経由してグアテマラに着いて、そこでやっと腰を据えてスペイン語学校に通いました(3週間のマンツーマンレッスン)。メキシコとベリーズは英語がよく通じたのでスペイン語をあまり知らなくても地元の人とのコミュニケーションも取れたのですが、キューバの旅ではやはりスペイン語が話せたほうがいい。だから、旅が、どこか不完全燃焼です。
スペイン語が割と話せる今なら、キューバの旅は絶対前とは違うはず。地元の人とのふれあいももっと楽しめるはず。・・・カリブ海の国には必ず再訪問すると決めているので、そのとき、キューバに立ち寄る機会が得られれば、もっとキューバを理解するよう楽しんでこようと思います。