このたびは、「鹿児島県・宮崎県・高知県・茨城県」の4県のJA(農業協同組合)による「国産ピーマンプロジェクト」のPR活動に選出していただきました。そして、鹿児島県産ピーマンを受領しました。
通常は夏野菜と認識されるピーマンでも、「出荷の時期は10月~5月」という日本南部産ピーマンの、特一級品と思うほどの出来の良さや美しさを見て、そして実際に食べて美味しさを感じて、まっさきに、農家の努力と農業技術開発の歴史に感謝をしました。スーパーには年中切らすことなく夏野菜が売られているのは、一般的な旬以外の時期に収穫ができるよう、生産者の努力と技術の蓄積があるのだと、今回再認識しました。
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私は、「ピーマンが一番美味しい世界の料理は」と聞かれたら、その質問者の方の好みを幾つか聞いた上で、煮食できるパターンでの回答の1つに、「アルジェリアの、チェクチューカ」を挙げることでしょう。
これを食べて、あまりの甘さに驚きます。この写真で緑ピーマンを8個も使い、オリーブオイルをベースに、タジン鍋で蒸し焼きにするように調理しています。
パンをちぎってすくって食べると、極上の味にうっとりしますし、野菜が美味しいと塩がほとんど要らなくなるため、減塩ヘルシーメニューとしても極めて優秀です。
レシピは簡単です。
材料(4~6人分):
- 緑ピーマン
- 8個
- 赤パプリカ
- 1個
- トマト
- 中2個
- にんにく
- 1かけ
- オリーブオイル
- 大2
- 塩
- 小1/4
- こしょう
- 少々
- クミンパウダー
- 小1/2
- パプリカパウダー
- 小1/2
作業工程:1 時間 20 分
- ピーマンとパプリカをオーブンに入れ、最高温度で20分あるいは皮が浮いて黒くなるまで焼く。途中皮が黒くなったものからひっくり返し、なるべく全面が焼けるようにする。
- その間にトマトのヘタを取って縦6つ割りにし、種を取り除いてから1 cm角切りにする。
- にんにくは細かいみじん切りにしておく。
- ピーマンとパプリカが焼けたら取り出し、しばらくフタつきの容器に入れて蒸しておく。
- タジン鍋あるいはフタができる小さめのフライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、にんにくを入れ、香りが出てきたらトマトを入れ、フタをして蒸し焼きにする。
- その間にピーマンとパプリカのヘタ、種、皮を取る(ザルを下に置いて弱い流水で洗い流すように作業するとよい)。
- ピーマンとパプリカを1 cm角切りにする。
- タジン鍋(フライパン)のフタをあけ、ピーマンとパプリカを入れ、木べらで具を潰しながら全体を混ぜる。
- フタをして、ごく弱火で、ときどき具を潰して混ぜながら、30分ほど加熱する。水が足りなくなりそうなら少々追加してもよい。
- 塩、こしょう、クミンパウダー、パプリカパウダーを加え、全体を混ぜて味見をして、フタをして更に20分加熱する。
- 味見をして、塩加減やスパイス加減を好みに調えて出来上がり。
- Enjoy!
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