アカヤマタケ

2019/11/18

アカヤマタケ

9月下旬、我が家の北側の斜面、おそらく一日を通じて陽光が当たらないだろう場所に生えていた。周囲は、杉の木や、栗の木や、柿の木などが生えている。

小さいきのこなので私が「いいよ採らなくても」と言ったほど。だけど夫が斜面に降りて取ってきてくれた。鑑別の結果、アカヤマタケであった。

全長7~8cmの、細くて小さなきのこです。

とんがり傘はきれいな朱色~赤色。濡れるとヌメる。

アカヤマタケ

柄は空洞。表面は縦のシワ。上部黄色で下部が白い。触ると黒ずむ。

アカヤマタケ

ヒダは柄の上部と同じく黄色。上生か離生。

アカヤマタケ

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可食きのこですが、体質により二日酔い症状が出るらしいです。この日は1人1本をお吸い物に入れました。

アカヤマタケ

触ると黒ずむくらいなので調理すると確実に黒ずむのですが、これだけ美味しくなるのに、その色で損をするw

アカヤマタケ

きのこがそっと入ったお吸い物って、綺麗ですね。風味がいい。こういう料理は心の健康に良いですね。

この日の夕食ではお酒を飲まなかったので、私たちの体質では酒酔い症状が出ないことも確認できました。

きのこの記事について:我が家は、雪は滅多に降らない(降っても数cmしか積もらない)気候の、いわゆる日本の暖地~中間地で、海際から1kmくらいの、少し周囲より高い場所(標高約100m)の、南向きに見晴らしのよい場所に建っています。東の隣には住宅が続きますが、西の隣に今は誰も歩かない林道がきれいに残っていて、そこを500mほど西に進んで少し高度を下げると再び車道と民家があります。サイトに掲載するきのこの多くはその500m区間に生えます。きのこ鑑定については調べて調べまくる性格もあり、採取きのこを食べて体調に変化をきたしたことは幸い一度もありません。なお私も家族もお酒が飲める体質、概ね健康体質、アレルギーなし、服薬中の薬なし。また、記事掲載日はきのこ情報に関係しません。きのこへの考え方


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