以前の日記に書きました。ヒマラヤの玄関口、ネパールの首都カトマンズの家庭に倣って、私は冬に干し肉を作っています♪
雪が降り、冬の厳しい風が吹く空の下、私もときどき肉を干しています。
カトマンズのキッチンでよく見るのは、肉を干す風景でした。肉を干すことについて話を伺うと、単に保存のためでなく、香りが良くなるとか、美味しくなるからと、言ってくれます。肉の持つ水分が、からっ風に吹かれて飛んでいくほど、肉の旨さが増し、肉の香りが良くなっていきます。
* * *
いったん干し肉が出来ると、冷蔵庫で長期保存ができます。そうしたら、軽くぬるま湯で戻して、スパイス炒めにすると、ネパールの伝統料理が出来上がります。しかもこれが美味しいんです。「普通の肉にはない味」って感じです!!
レシピは簡単です(≫詳細はこちら)。
材料(2人分):
- 干し肉(※1)
- 50 g
- トマト
- 1/2個
- 玉ねぎ
- 1/8個
- にんにく
- 1かけ
- 生姜
- にんにくと同量
- 水
- 適量(※2)
- サラダ油
- 大3
- ターメリックパウダー
- 小1/3
- コリアンダーパウダー
- 小1/3
- クミンパウダー
- 小1/4
- チリパウダー
- 小1/4
- シナモンパウダー
- 少々
- ガラムマサラパウダー
- 少々
※1:上の日記のように、冬の寒ざらしで手作りしたものが美味しいです。なければビーフジャーキーをぬるま湯に浸けて塩分を除いたものを100 g使用することで代用できます。
※2:水はミキサーなどで材料が混ざるために必要な最小限の量です。トマトの水分だけでミキサーが回る場合は水は不要です。
作業工程:1 時間
- 干し肉をぬるま湯で戻し、一口サイズに切る。
- トマト、玉ねぎ、にんにく、生姜をミキサーに入れるかバーミックス用の容器に入れ、ミキサー/バーミックスにかけ、ピューレにする(上手く回らないときは最小限の水を足して回す)。
- フライパンの右半分に油を入れ、左半分にピューレを入れ、水分を飛ばしながら徐々に接触させて、オイリーなピューレを作り、更に肉を加え、揚げるように火を通す。
- ターメリックパウダー、コリアンダーパウダー、クミンパウダー、カイエンペパーパウダーを入れて全体をなじませ、仕上げにシナモンパウダーとガラムマサラパウダーを加えて、炒める。
- 水分がほぼなくなったら出来上がり。
- Enjoy!
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これ美味しい!!お肉さっくさっく!!
ごはんに乗せると米が旨い味の油を吸って、米がスパイシーで旨くなる。すごいなこれ。
どこの国の料理だと思う?
アルメニアに、ちょっと違うけど、スパイスをまぶした肉があったな。
一応ネパール。
あーネパールにもあるある。こういうのが皿にちょこっと出てきて、これでビールを飲むんだw
ああ湖畔とかでw
w
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夏は干し肉が作れない。
私は寒いのが苦手だから冬が嫌いだけど、この干し肉づくりを楽しみに、また次の冬を迎えたいと思っています。