日本語の「ホットサンド」は、海外ではトースティーやジャッフルなどの名称で呼ばれます。
我が家では、(食パンがある日の)朝食に頻繁に登場するのがこのホットサンドです♪
<利点、良い点>
- ホッカホッカ。温かい食事だから美味しい。
- 野菜をぎゅっと詰め込めるから美味しい。
- 卵やハムを入れるから美味しい。
- 焼く間は完全に手が離れる(洗濯物や掃除が平行できる)。
- 洗い物が出ない。
- バターもジャムも油も要らない。
- 出来立てのアツアツを食べられるから美味しい。
- 省電力。
…etc♪
トースティーを食べたのが豪領クリスマスでした。ジャッフルを食べたのがオーストラリアでした。
同じ料理ですが、ところ変わって呼び方も変わるのです。
お手軽なこの食事は、やはりオージー(オーストラリア人)が好みます。サンドイッチが英国由来であるゆえ、アングロサクソン系の民族が好む料理なのでしょう。でも私は、トースティー/ジャッフルをしょっちゅう食べているので、もっと違う異国の味を入れて食べたいと思いました。
市販のペースト系調味料の中でも、東南アジア方面のエスニックな風味を濃縮したものはとても便利です。家庭の調理ではバイマックルーとか発酵エビペーストとかホーリーバジルなどの備蓄は通常ありませんから、「特殊な香り」がいつでも取り出せる形で、使う時はマヨネーズと同じくらい簡単な形で置いておけるのが良いのです。今回、市販のタイ風味のペーストを使って、『ガパオの風味の卵と水菜のホットサンド』を作りました。
ガパオは、タイのホーリーバジルをひき肉と一緒に炒めた料理で、よく目玉焼きを乗せていただきます。卵とガパオの相性は最高級!! よって、このホットサンドも、結論としては、卵の味わいにガパオペーストの風味が非常に合っていて、美味しかったです。
レシピは簡単です。

材料(1人分):
- 食パン(8枚切り)
- 2枚
- 市販のガパオペースト
- 小2/3
- 卵
- 1個
- 水菜などの野菜
- 刻んでひとつかみ
作業工程:10 分
- ホットサンドメーカー予熱開始。
- ホットサンドメーカーに食パンを1枚乗せる。
- 食パンの片方(卵と接する面)にガパオペーストを塗る。
- 卵を乗せる。こぼれるのが心配な場合は先に目玉焼きを作ってから乗せればよい。
- 刻んだ水菜をひとつかみ乗せて、食パンを乗せて、ホットサンドメーカーを閉じて、10分ほど焼く。
- パンの表面に焼き色がついたら出来上がり。
- Enjoy!
お気に入りの朝食はトースティー/ジャッフルです。
忙しい日も、これ、最高です。
寒い日も、これ、最高です。
(寒いのが苦手なので、温かい食事の有難みから、そう思います)。
あとは、自家製継代のカスピ海ヨーグルトや、名水でドリップするコーヒーをよくつけます。
美味しいし、新鮮野菜を詰め込める楽しさがあるし、調理中は手から離れてくれるし、洗い物は出ないし、なんというか、アングロサクソンの知恵は、忙しい現代人に合っているような気がします。オーストラリアでホームステイをしていたとき、朝から姉さんたちが「ジャッフルジャッフル」と言っていたのを、今も覚えています。
きっと春も夏も我が家はトースティー/ジャッフルの朝食を四季折々の野菜と共に楽しんでいくのだろうと思います。