ロシアの「ビジネスランチ」は会社員に限らず注文できるセットメニューです。

2017/07/16

ロシアを旅していると、レストランの看板などで「БИЗНЕС ЛАНЧ」(小文字ではбизнес ланч)の文字をよく見かけます。シベリアでもモスクワでもウラルでも、ロシアのあちこちで見かけるので、ロシアに広く根付く1つの食文化です。

ビジネスランチ

◆「БИЗНЕС ЛАНЧ」を英語アルファベットに置き換えると
Б---B
И---I ビ
З---Z ズ
Н---N
Е---Ye ニェ
С---S ス
Л---L
А---A ラ
Н---N ン
Ч---CH チ

よってその綴りはそのまま「ビジネスランチ」を表わし、英語表記の「Business Lunch」に相当します。日中の時間帯限定で出されるメニューなので、最初は会社員のランチタイムに合わせて「ビジネス」の名をつけたのかもしれないなと思ったのですが、ロシアを観察しているとカップラーメンやカップピュレ(インスタントマッシュポテト)の見出しにも書かれる言葉なのと、会社員に限らず誰でも注文できるので、忙しい人にもぴったりのクイックミールという意味合いをもつのかもしれません。

↓これがカップピュレのパッケージです。

ビジネスランチ

◆値段について
ビジネスランチは、同じ店で通常注文する価格と比べて割安です。例えばサラダ(冷菜)、メイン(温菜)、主食、デザート、ドリンクがセットになって200ルーブルや300ルーブル(※)です。99ルーブルを掲げるお店もありますから、同じ店で普通にその5種類を注文する価格の半分、1/3、あるいはそれ以下というお得な価格です。

※ロシアの通貨は近年変動が大きいので、200ルーブルと言っても日本円に換算するとずいぶんと開きがあります。私が旅した実例では、
・2007年:200ルーブル=約1000円
・2016年:200ルーブル=約300円
ロシアは、通貨が下落しているときに訪問した場合を除き、物価が高いと感じる国だと思います。

◆ある日のビジネスランチ♪
これは、ロシア極東にあるユダヤ自治州を旅したときの写真です。「ロシア国内のユダヤ自治州」ってとても興味深いですよね。その州都のビロビジャンにて。

ビジネスランチ

上から順に、
・角切りゆで野菜と角切り肉のマヨネーズ和えサラダ
・きのこや野菜のスープ
・マッシュポテトが入った水餃子
・はちみつレモンドリンク
・パン
/230ルーブル

ビジネスランチ

調度品が素敵なレストランに来ているのに、低価格でコースの食事を落ち着いていただけるなんて素晴らしい♪ 食事内容は典型的なロシア料理であるのも嬉しかったです。

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再掲しますが、ロシアを旅していると、レストランの看板などで「БИЗНЕС ЛАНЧ」(小文字ではбизнес ланч)の文字をよく見かけます。シベリアでもモスクワでもウラルでも、ロシアのあちこちで見かけるので、ロシアに広く根付く1つの食文化です。

ロシアの物価を知るほど、その提供価格は実にお得だと感じます。ロシアに個人旅行に訪れたら是非一度「ビジネスランチ」を体験されると良いと思います♪



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