私は毎日、アーユルヴェーダの理論で、健康増進の白湯(さゆ)を飲んでいます♪
「アーユルヴェーダ白湯」の記事は3回に分けて執筆します。今回は(1)として「アーユルヴェーダ白湯」の取り組みと利点を記載します。
さて、アーユルヴェーダはとっつきにくい。なぜとっつきにくいかというと、薬剤師/医療人の観点から見ると非科学的な要素が多いし、医学部や薬学部の履修要綱にも含まれていないということで日本の医療にほとんど関わっていない。つまりなくても問題なく生きていける。だけど私は、インドやスリランカを旅して、そして世界の料理研究家として活動し
「アーユルヴェーダをやってみたい」
という憧れはずっと持っていました。そして、スリランカでアーユルヴェーダも学んで体験して、スパイス大使(ハウス食品)を6年間も務めてスパイスの経験を濃厚に積んだ上で、私は毎日の暮らしに
アーユルヴェーダ白湯(さゆ)
を毎日取り入れています。
日中はカフェイン飲料(コーヒー、紅茶、緑茶等)を飲んでいいとしても、夕方以降は夜間の安眠のためにもノンカフェインを飲むべきです。ということで、
夕食後は待望の白湯(さゆ)の時間です!
白湯(さゆ)は湯冷ましのことで、余計なものがない最高の飲み物です。だから飲むと体がほっとします。私はそういう白湯にスパイスやハーブを入れて飲むのが大好きです。白湯に香りと楽しさを加えるのが気に入っています。
しかし、せっかく貴重なスパイスを使うならば、適当にスパイスやハーブを選ぶのではなく、アーユルヴェーダの知識を身につけてスパイスやハーブを選べたら楽しいよね。スパイスやハーブは、何を選んでもごく微量の使用では何の影響も発現しないし何の問題も起こらないでしょう。しかし、選ぶ楽しさと、選ぶための知識を得ることと、白湯を飲む楽しさが増すことが、嬉しいです。
私の目的は、どのスパイスがどういう体調に合うかを知って、自分で選択できるようになることです。でもアーユルヴェーダの本やサイトのほとんどは、どういう状態にどういうスパイスが合うか、の流れで、身体の状態か スパイスを数例紹介するのみ。
でもね、私は今回の目的としては状態から入りたくないんです。スパイス側からのアプローチが欲しいんです。
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暮らしのどこかにアーユルヴェーダを取り入れるなら白湯が一番簡単です。
だって、お湯を沸かして、お湯が沸くまでの間に今の自分の状況に合うスパイス・ハーブを選んで、お湯が沸いたらカップに入れるだけだもん。
この「アーユルヴェーダ白湯」の記事は3回に分けて執筆します。今回は(1)として、「アーユルヴェーダ白湯」の取り組みのきっかけ・思い・コンセプトなどを書きました。ただ、何が何でもアーユルヴェーダでとは思っていないので、献立作りや健康法までアーユルヴェーダにするつもりはありません。最も簡単に暮らしに導入できる利点をもつことが、「アーユルヴェーダ白湯」の大きな魅力であり、私の実践です。