昔、神戸から中国の天津へ行くフェリーに乗りました。外国へ行くのに飛行機を使わないのは珍しい体験です。
フェリーの所要時間はおよそ50時間。船内には2泊します。だから朝食が2度つきます。
朝食をチョイスする風景。
美味しい朝食。
中国って、朝食から美味しくて、食のダイナミックさを感じますよね!
写真右側の白いものが馒头(マントウ)です。普段、馒头(マントウ)なんて食べる機会がないから、ソーセージやゆで卵や中華の炒め物との相性の良さに大感激 「朝食に馒头(マントウ)とは何て美味しいんだ」と感動しました。
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馒头(マントウ)とはいわば「肉まんの皮の部分だけのもの」。だけど日本のコンビニの肉まん程度をイメージしてはダメで、中国の馒头(マントウ)は生地がとにかく美味しいのですよ。
特に冬は蒸し物が美味しい季節です。蒸し器や蒸篭(せいろ)を出して、ときどきですけど、中国あちこちで食べる馒头(マントウ)の美味しさや、付け合わせのおかずを思い出して、旅の思い出を語りながら朝食をいただくという素敵な時間を過ごす努力をしています。
美味しくて楽しい朝食の演出に、中国の馒头(マントウ)はぴったりです。
馒头(マントウ)のレシピは、≫こちら。