ジップロックなど、メジャーに使われている食品保存袋がありますよね。私は買わないのだけど、ちょっとした食品の頂き物と共に我が家にやってきます。
(注)ジップロックは固有の銘柄名だけど、ここでは便宜的に類似製品も含めて広域にジップロックと書くことにします。
ちなみに、私が、超大雑把に頭に入れていることは、
- ジップロック:ポリエチレン。親水性が低い炭化水素の材質なので水分を通しにくい
- サランラップ:ポリ塩化ビニリデン。網目構造を塩素原子がふさぐ形でにおい分子を通しにくい
と、ざっと、このような違いです(詳細は製品によるし実際は混合もしている)。
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ジップロックのうち1方向は最初から開かれているので、あと2方向を切り離すと、大きなシート状の構造になります。これがとても便利で、バックパッカー時代から旅の間も持ち運んでいました。今はパン生地や餃子の生地などを作ることがとても多く、以下のように活用しています。
◆練った生地を乾燥させないように寝かせておく
◆生地を小さく丸めても
◆手作り餃子の皮を延ばしたときに置いておくときも
ポリエチレンは親水性が低いということは、言い換えればポリエチレンは疎水性が高いので、水分を含む生地と接触してもそれをはじいてくれ、べたつかないんです。
洗うのも乾かすのも、水気を拭き取るのも簡単です。そして使い捨てにならないほど強度がある。
3方向を切ったジップロックが素晴らしい。
私の調理を楽しくしてくれる応援者のようです。