ガーナの現地の料理名が分かるサイトを見つけました♪
「Abibitumi Kasa」(≫こちら)
何が気に入ったかって、現地の表記の「綴り」にわくわくする♪
だけどこれだけでは発音が分からないので、検証するのならば動画を探して音声を聞く必要などがありますが、Wikipedia「Twi」のページ(≫こちら)で、独特の発音もある程度音が分かります。
なおこれによると、
・表記が「t」の場合、音声は[tʰ]
・表記が「tw」の場合、音声は[tɕʷ]
となるので、
「Twi語」は現地の人にはトゥイではなく「チュイ」と呼ばれることも矛盾なく理解できました。
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なお、ガーナのアカン語の位置づけについては、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究「アカン語」テキスト(≫こちら)の序文が参考になりました。
要点は、
- 「アカン語」は公的な名称で、現地では「チュィー」と呼ぶ。
- アカン語には9方言ある。うちアサンテ方言、ファンテ方言、アクアペム方言が3大方言で全体の約60%を占める。
- 異なる方言でも相互理解は問題ない。
- アカン語は(第二言語として用いる人も含めると)ガーナ国民の過半数が話す言葉であり、70以上の言語を抱えるガーナの共通語として機能している。
- ガーナの公用語は英語だがアカン語の方が通用度が高い。
そうなんです。だから、ガーナ料理名を現地名で語るとき、アカン語が分かると便利なのです。アカン語は、旅行者として訪れる首都アクラ、ケープコースト、クマシといった観光名所で通じやすいのも、私たちには便利です。
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ガーナってどんな国?
西アフリカの中では栄えている国です。西の隣にコートジボワール、東にナイジェリアという大国があるから、突出して目立つわけじゃないけれど。そして日本人にとっては野口英世の功績と、あとはチョコレートで知られる国ですね。
私、野口英世像の前で千円札と記念撮影をしたくて(笑)、日本からバックパックで1年間、ピン札を折らずに運んで撮った、この写真は、微生物学フェチで微物大好きな私の念願の記念撮影(笑) アクラ(ガーナの首都)にて。
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アフリカの女性たちは色とりどりの布を身にまといます。これが本当に美しくて、私はアフリカの旅が大好きです。
こうやって路上でごはんを売っている人は皆女性(ときに子供)です。彼女たちの美しい姿は、アフリカの旅の見どころのひとつです。行けば絶対感動しますよ。
ガーナ料理の面白いところは、周辺国によくある「1炭水化物+1おかず」のスタイルのほか、こうやって、炭水化物に炭水化物を乗っけて -例えば豆ごはんにパスタとか- トマトの赤いソース(シトやペペソースと呼ぶ)を乗せて、あとはよくスライスオニオンが乗っかるような、赤い色が際立ったなんとも美味しい盛り合わせをよく見かけます。
赤い料理は見るだけでも元気を分けてもらえます。暑いアフリカの国にいるとしても、さあまた元気に旅するぞ! って気分がしゃきんとするんです。