ツエタケ

2020/01/20

ツエタケ

9月下旬、コナラの木やドングリ系の木に竹が混ざっているようなところに、単独でポツンと背高のっぽのきのこが生えていました。

1)カサ

ツエタケ

カサは茶色で、乾いているときは少ししわが寄っている。条線なし(あるいは極めて薄い)。

2)ヒダ

ツエタケ

ヒダが白、小ヒダあり。

3)ツカ表面

ツエタケ

ツカは割と固く、長く、基部の方がやや太い
ツカにはカサと同じ色(茶色)のテンテンが散りばめられたような模様をもつ。

3)ツカ断面

ツエタケ

中空だが顕著な空洞ではなく、空洞は少々だけ。

* * *

なお、ツエタケは土中の木の根から生えるらしい。キノコ側から見れば根のようなものが土中深くに伸びるようなイメージ。確かに、根本から抜き取ったつもりが、根っこの痕跡が地面に残った

ぬらすとぬめりが出るので料理に向く。
うひゃー上品な食感すぎる!!
ぬめりのある傘は上品にシャキシャキしていて、ツカは一層シャキシャキした食感です。

しいたけ以上に美味しいよ♡

きのこの記事について:我が家は、雪は滅多に降らない(降っても数cmしか積もらない)気候の、いわゆる日本の暖地~中間地で、海際から1kmくらいの、少し周囲より高い場所(標高約100m)の、南向きに見晴らしのよい場所に建っています。東の隣には住宅が続きますが、西の隣に今は誰も歩かない林道がきれいに残っていて、そこを500mほど西に進んで少し高度を下げると再び車道と民家があります。サイトに掲載するきのこの多くはその500m区間に生えます。きのこ鑑定については調べて調べまくる性格もあり、採取きのこを食べて体調に変化をきたしたことは幸い一度もありません。なお私も家族もお酒が飲める体質、概ね健康体質、アレルギーなし、服薬中の薬なし。また、記事掲載日はきのこ情報に関係しません。きのこへの考え方


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