ターペンジは、中国西方の、新疆地域で食べられている、美味しくてお腹にたまる豪華なじゃがいも&鶏肉料理です。
大きな大きな平皿に、本格的な味付けで調理した鶏肉がドンと乗ります。中国西方を思い起こす香辛料の香りがただよい、じゃがいももたっぷり入ってお腹にもたまり、何よりも素晴らしい香りをまとった鶏肉が素晴らしい。
ターペンジは煮汁が美味しいので、この料理は締めのうどんと一緒に食べるのが定石となっています。
だから、私も、家で食べるときは、ゆでたうどんをシメに入れて。
ターペンジを作るのが大変なので、うどんは市販のゆで麺ですが、まあいいでしょう。
クミンや花山椒などのスパイスが利いた醤油味ですから、うどんの相性も最高級!!
食べた♪ 食べた♪
うどんも完食♪ ごちそうさまでした。
大がかりな料理に見えがちですが、ターペンジのレシピは簡単です(≫詳細はこちら)。
材料(2~6人分):
- サラダ油
- 大1
- 砂糖
- 大1
- 水
- 大1
- じゃがいも(※1)
- 中6個
- ピーマン
- 6個
- 赤ピーマン(※2)
- 3個
- にんにく
- 5かけ
- 生姜
- にんにくと同体積
- 鶏もも肉
- 2枚
- 鷹の爪
- 4本
- サラダ油
- 大3
- 花山椒
- 大1
- 豆板醤
- 小1
- 醤油
- 大2
- 老抽(※3)
- 大2
- 塩
- 小1/2
- クミンシード
- ひとつまみ
- 八角
- 1個
※1:じゃがいもはメークインを使用すると、煮崩れせず、きれいに仕上がります。
※2:赤ピーマンが入ると色がきれいなので加えています。いわゆるパプリカではなく、ピーマンが熟れて赤くなったもの(肉の薄いもの)がよいです。なければパプリカで代用できますし、省いてもよいです。
※3:老抽(ラオチョウ)はダークソイソースと呼ばれ、色が濃い割に塩分が少ない中国醤油です。なければ省くしかありませんが、その代わり出来上がりの色が薄くなります。
作業工程:1 時間
- サラダ油大1と砂糖を小鍋に入れて加熱し、菜箸で混ぜながら砂糖を油の中でカラメル化し、火を止め、ぬれた台ふきんの上にそっと鍋を置いて粗熱が取れたら水大1と混ぜ、カラメル液を作っておく。
- じゃがいもを皮つきのまま水からゆでる。10~15分、あるいは菜箸が通るようになればよい。ざるにあげて冷ましておく。
- その合間にピーマンと赤ピーマンのヘタと種を取って4等分くらいに切り、にんにくの薄皮をむき、生姜を薄切りにし、鶏肉を一口サイズに切る。
- 湯を500mLほど沸かしておく。
- 大きなフライパンに丸のままの鷹の爪とサラダ油を入れて強火で加熱し、鷹の爪が部分的に黒くなってきたら取り出す。
- そのままフライパンに、粒のままのにんにく、生姜を入れ、香りが出たら火を弱め、花山椒と豆板醤を加えて、花山椒の香りと豆板醤の赤い色を油に移す。
- 鶏肉をフライパンに入れ、醤油、老抽、カラメル液、塩を入れてしばらく炒める。
- 鶏肉全体に黒い色がまわったらじゃがいもを入れ、クミンシードと八角を入れ、じゃがいもが9割かぶる量の湯を入れ、強火で煮汁を減らしながら煮る。
- 煮ながら鶏肉をじゃがいもの上に乗せ、じゃがいもが煮汁に浸るようにする。また、黒くなったじゃがいもをひっくり返し、全体が色づくようにする。ただし混ぜるとじゃがいものデンプンが落ちて煮汁が汚くなるので、フライパンの中は極力混ぜない。
- ときどき味見をし、煮汁が好みの濃さになったら、塩加減や甘み加減などを好みに調える。
- 煮汁が好みの味になったら、フライパンの中身を寄せてスペースをあけ、ピーマンと赤ピーマンを入れる。
- ピーマンと赤ピーマンに火が軽く通った頃に軽くひと混ぜして、全体を混ぜる。
- 大きな平皿に盛り付け、取り出しておいた鷹の爪を乗せる。
- Enjoy!
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