昔、西アフリカのシエラレオネで食べた「フライステュ―」(Fry stew)や「フライスープ」(Fry soup)を食べたくて、自分で作ってみようと思いました。そしてシエラレオネ料理の様々な記述をネットで見ていたときに、Facebookで以下のように書かれたページを見つけました。
◆Facebook(≫こちら)
ここには「フライスープに完璧な揚げ魚! フライスープはシエラレオネに根付いた料理で、玉ねぎ、トマト、唐辛子、それから肉や魚で作られます。揚げたバナナを添えたり、サロネスウィートブレッドを添えたり。」(Fried Snapper: perfect for Fry Soup, which is very common in Sierra Leone. It’s typically made with onions, tomatoes, pepper with the meat, poultry or fish of your choice. +delicious with Fried Plantains+Salone Sweet Bread.)
ページに書かれたサロネとは?
Salone Sweet Bread
と書いてあるので、最初はスウィートブレッドの名称かと思いました。
◆Google検索
「salone」と検索してもアパレル用品、サロン、美容院など様々なプロダクトが出てきて探しにくい。
◆Wiktionary「salone」(≫こちら)
ダメ。目的のことが何も載っていなかった。
◆Rice Bread|West Africa Cooks(≫こちら)
西アフリカ料理でレシピなどを紹介するサイトです。
ここに、「シエラレオネ、すなわちサロネは西アフリカの国家です」(Sierra Leone or Salone the west African country.)
の一文がありました。つまりサロネは料理の用語ではなかったのです。
そのほかにもシエラレオネ料理の動画を見ていると調理者が解説しながら「サロネ」をよく言っており、これを「シエラレオネのこと」と解釈すると言葉はすべて聞き取れました。
結論として、サロネはシエラレオネの言葉でシエラレオネを指す用語なのでした。