旅する時、海外の「料理のお祭り」に日程を合わせられたら、本当に楽しいでしょうね。
とはいえ渡航先と日程を決めるのは、自身のスケジュール、現地の季節、航空券の価格などが常に優先されるものです。でも現地の「料理のお祭り」はネットを見るだけでも楽しそうでこちらも幸せな気持ちになります。
今回から始まる海外の「料理のお祭り」シリーズは、それをネットで見つけた私の喜びの楽しさのメモです。
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(1)米国料理「ポーボーイ」
◆英語Wikipedia「Po’ boy」(≫こちら)
・ポーボーイは米国南部の「弱R発音」(non-rhotic accents、※)による名称で、その元は「貧しい少年」(poor boy)である(A po’ boy (also po-boy, po boy derived from the non-rhotic southern accents often heard in the region, or poor boy))。
※米国英語の発音では、英国英語などに比べて相対的に、例えばスーパーマーケットがスーパルマルケットのようにRが強調された発音になる。その中で米国南部の方言ではRが弱いということ。
・ポーボーイはルイジアナ州発祥のサンドイッチ(sandwich originally from Louisiana.)
・ローストビーフ、ハムなどの肉類が入る。ときにはエビ、ザリガニ、魚、カキ、カニなどをフライにしたものが入る(It traditionally consists of meat, which is usually roast beef, ham, or fried seafood such as shrimp, crawfish, fish, oysters, or crab.)。
・外はパリっと中はふわふわなニューオーリンズ(ルイジアナ州最大都市)風フランスパンに挟まれて提供される。(The meat is served in New Orleans French bread, known for its crisp crust and fluffy center.)
◆OAK Street Po’ boy Festival(≫こちら)
わー!楽しそう~!
わー!美味しそう~!
フライ入りのサンドイッチだ。
◆Youtube「The Oak Street Po-Boy festival kicks off」(≫こちら)
いいね!楽しそう!
これがポーボーイの白パン。
◆Google map
場所はルイジアナ州の最大都市であるニューオーリンズ。Google mapで場所がすぐ見つかりました。
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50の州を束ねた米国は50の国の集合体のようなところです。ルイジアナ州はフランス領だったところを米国が買い取った場所です。上の地図を見ると随分と水域が入り組んでいますが、このような湿地帯にフランス人が多く定着してフランス風の食文化が地元と融合してルイジアナの食文化になりました。だからポーボーイはパンが「New Orleans French bread」。
いつか現地でポーボーイを食べて、自宅でもポーボーイを作りたいです。