食文化を知りたいときに出てくる「a.k.a. A in B」の意味

2022/08/28

食文化を知りたいとき、ときに出てくる「a.k.a. A in B」の表現。

例えば以下のような(≫こちら)。

akaの意味

「Coconut Sap (a.k.a. Jekaro in Marshallese)」の「a.k.a.」は「also known as」の略で、「また○○としても知られる」という意味です。

「a.k.a. A in B」は「B語においてはAと呼ぶ」というように訳します。

だから、

「Coconut Sap (a.k.a. Jekaro in Marshallese)」は、「(英語で)ココナッツサップ。またマーシャル語ではジャカロ。」となります。ココナッツはココヤシなので、ココナッツサップは「ココヤシの樹液」の意味です。

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なおJekaroと書いてあってもジャカロと書いたのは、私の実体験における現地の発音や表記を考慮しました。ジェカロと言う人やJekaroと綴る人がいてもよいけど、やっぱり私にとってはジャカロ(Jakaro)。

ジャカロ

首都マジュロの飲食店の掲示には、「毎日のご提供:近海魚のフライまたはマグロステーキには、地元料理4品を付け合わせ、ジャカロ(ヤシの樹液ドリンク)を1杯無料でおつけしています。」と書いてありました。このときの綴りが「Jakaro」で店員の発音が「ジャカロ」。

国内で一番高級なホテルの「MIR」のFacebookページでも「Jakaro」。

ジャカロ

ともあれ、ジャカロがどれだけ国民に愛されているドリンクなのかが、改めて再認識できました。・・・こればかりはヤシの木のない私には作れないドリンクですね。また南国に行ったら飲んでみたいです。なお英語で各国広く認識されている名称はトディ―(Toddy)です。



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