「だしとスパイス×世界の料理」~ポルトガル料理、アローシュデマリスコス編~

2021/10/20

3本連続記事で、「香りで料理が楽しくなるレシピ」をテーマに、「香りの料理で世界旅」の楽しさを提案しています。

<全3回の記事で、コース料理になります♪>
タジンチュニジエン【第一の皿】【1st dish、卵と野菜のごちそう】
「だしとスパイス×世界の料理」~チュニジア料理、タジンチュニジエン編~

プリアサイコー【第二の皿】【2nd dish、お肉と野菜のごちそう】
「だしとスパイス×世界の料理」~カンボジア料理、プリアサイコー編~

アローシュデマリスコス【第三の皿】【3rd dish、魚介と米のごちそう】
「だしとスパイス×世界の料理」~ポルトガル料理、アローシュデマリスコス編~

今回、株式会社にんべん(≫こちら)の「だしとスパイスの魔法シリーズ」(≫こちら)の商品を3品受領しました。

私は思うのですが、日本人に世界の料理を美味しく食べてもらう事は、ときに難しい。食べ慣れない味に対する味覚と経験が形成されていないと美味しさが理解しにくいのが理由です。外国人に和食を作るときも同じ。よって異国の料理は、日本とその国の架け橋となる中間点の味から取り組むほうが美味しさを受け入れてもらえるように思います。

でも皆さん世界の料理には興味があるんです。だから、「見知らぬ国へ、自宅で世界旅が出来る」って、素敵なこと。

そこでこの3回連載のシリーズでは、アフリカ・アジア・欧州という世界の三大州の美食和の架け橋テイストで作り、レシピを掲載します。第一の皿に野菜と卵、第二の皿に肉と野菜、そして第三の皿には魚介と米というようにコース仕立てにしました。簡単で、香り豊かな、身近な食材でカンタンに作ることができる、香りで料理が楽しくなるレシピを是非楽しんでいただけることを願って。

それではレッツパーティー☆

* * *

第三の皿は欧州からポルトガル料理です♪
「だしとスパイス×(かける)ポルトガルの、アローシュデマリスコス♪」です♪

アローシュデマリスコス

だしとスパイス使用商品は左のものです。
【だしとスパイスの魔法】『こんがりスパイシーチキン』
カレー粉系スパイス(ターメリック、コリアンダー、クミン、ガーリック、ジンジャー、こしょう、パプリカ、唐辛子)をブレンドした醤油カレー粉ソース。
パプリカ、こしょう、唐辛子、ガーリック入りのスパイスパウダー。

heart『だしとスパイス♪ ポルトガル料理アローシュデマリスコス♪』
材料(4人分):

2合
イカ
1はい(※1)
350 mL
殻付きエビ(※2)
1パック(※1)
トマト缶(※3)
1缶(※3)
玉ねぎ
1/2個
にんにく
1かけ
ベイリーフ
1~2枚
オリーブオイル
大2
付属の調味液(※4)
1袋
付属のスパイス(※4)
1袋
イタリアンパセリ
仕上げに飾る量

※1:写真はイカとエビがどちらも250 gです。
※2:エビはブラックタイガーなど殻や足がついたものを使います。
※3:トマト缶はカットタイプのものが便利です。200 g使うのでそれ以上入っているものを用意します。
※4:【だしとスパイスの魔法シリーズ】『こんがりスパイシーチキン』に含まれます。

作業工程:1 時間 20 分(米を吸水させる時間を除く)

  1. 米を研ぎ、水に浸けておく。
  2. イカの顔の部分を持って胴体から引き抜き、胴体から中骨(プラスチック板みたいなもの)を取り除き、胴体を輪切りにする。
  3. イカの目玉の下あたりで切り、ゲソを短めにぶつ切りにする。
  4. 目玉や墨やワタなど食べない部分を除去し、食べられる部分(イカの身の白い色をしている部分)を集める。
  5. 小鍋に水を入れ、イカの胴体・ゲソ・可食部位を入れて火にかけ、沸騰したら火を止めておく。
  6. エビの尾をつけたまま殻と足を外し、背中に3 mm深さで3 cm以上の切れ込みを入れ、竹串の先を入れて腸管(背ワタ)を引き出し、引っ張り抜く。
  7. 尾つきのエビをイカの小鍋に入れ、再沸騰させ、火を止めて置いておく。
  8. 米をザルにあげ、トマト缶を浅い容器にあけておく。
  9. 玉ねぎとにんにくをみじん切りにしてフライパンに入れ、ベイリーフを入れ、オリーブオイルで炒める。
  10. トマト缶の中身を200 gすくい、フライパンに入れ、トマトを潰しながら、水分を飛ばすように炒める。
  11. 塩と米を入れて炒める。
  12. 炊飯器にフライパンの中身を全部入れ、付属の調味液の半量と付属のスパイスの半量を入れる。
  13. 魚介類のゆで汁でフライパンの中を小分けに洗い込み、目盛りの2合まで入れたときに味見をして、もう少し辛くても大丈夫なら残りの調味液とスパイスを入れる。
  14. 固めのごはんが良ければ目盛りの2.5合の高さまで、リゾット風が良ければそれ以上の高さまでゆで汁を入れる。
  15. 米を平らにならし、エビとイカを乗せ、炊飯器で炊く。
  16. ごはんが炊けたら一度エビとカニを取り出し、好みでオリーブオイル少々をかけてひと混ぜし、エビとカニを再度乗せて10分ほど保温状態にし、余剰の水分をなくす。
  17. 器に盛り、イタリアンパセリの葉を散らして出来上がり。
  18. Enjoy!
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出来たー♡ 美味しそう♡

アローシュデマリスコス

アローシュデマリスコスは、魚介類から出るダシを吸った米の美味しさが格別です。そのダシ汁とトマトを使ってごはんを炊くと赤く華やかで目にも楽しいパーティー向け料理になります。美味しさのコツは、新鮮なイカやエビを使うことで、調理開始時にはワタなどを取る手間はかかるものの、仕上がりは素晴らしい味わいです。

製品の、唐辛子パウダーの風味の良さと、スパイシーなカレー粉調味液をふんだんに使って得られる香りの良さ、そしてだしの旨味が心地よい。。。

* * *

今日のテーマは、「だしとスパイス×(かける)世界の料理」~ポルトガル料理、アローシュデマリスコス編~

日本人が世界の料理へ幅を広げるのにも、外国人に日本のだし文化を楽しんでもらうにも、ちょうど2つをつなぐ架け橋の料理となりました。

実はこの日、前々回記事のタジンチュニジエン、前回記事のプリアサイコーと共にこの料理を作り、パーティー仕立てにしました。第一の皿に野菜と卵、第二の皿に肉と野菜、そして第三の皿には魚介と米というようにコース仕立てにもなりました。

だしとスパイス

作るのはとても楽しかったです。『だしとスパイスの魔法』シリーズの調味液で美味しさは担保されるし、炊飯器で炊いている間に卵料理をし、それをオーブンで焼いている間に牛マリネをし、と、手が離せる料理を組み合わせたので実働時間が短くて済みました。既製品で美味しさが担保されているゆえ、作りやすいです。

「だし×スパイス」というコンセプトを活用するレシピが増えれば、国際交流のシーンにも役立って素敵だと思います。私がいつか克服したいと思っていた課題が、形になって乗り越えられたという想いで、とても嬉しいです。

このコンセプトが広まるとよいですね。簡単で、香り豊かな、身近な食材でカンタンに作ることができる、香りで料理が楽しくなるレシピをみんなで楽しんでいけることを願っています。

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<全3回の記事で、コース料理になります♪>
タジンチュニジエン【第一の皿】【1st dish、卵と野菜のごちそう】
「だしとスパイス×世界の料理」~チュニジア料理、タジンチュニジエン編~

プリアサイコー【第二の皿】【2nd dish、お肉と野菜のごちそう】
「だしとスパイス×世界の料理」~カンボジア料理、プリアサイコー編~

アローシュデマリスコス【第三の皿】【3rd dish、魚介と米のごちそう】
「だしとスパイス×世界の料理」~ポルトガル料理、アローシュデマリスコス編~
※本記事は(1)モニターコラボ広告企画に参加していること、(2)当該商品をモニタープレゼントされたことに基づき執筆するものです。

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